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※これはもしかしたらこんな未来もあったかもしれない話です。本編にはまったく関係ありません お風呂場に入った私を、京太郎は勢いよく押し倒した。 正直、こんな体で京太郎が、私の初恋の人が反応してくれるだなんてまったく思ってなかったから嬉しい……だけどさすがに、下にあるその反り返ったのを見て、逃げ出したくなる気持ちが強くなった。 確かに私はもう京太郎のことが大好きなんだけど、これは……怖い。 京太郎「晴絵」 晴絵「んっ」キュンッ またこれだっ、名前で呼ばれるとさっきからお腹の下の方がキュンッってする……。 京太郎が、私の胸に触れる。 晴絵「ふぁっ……」 京太郎のソッとした触れ方に、私はそれだけで感じてしまった。 晴絵「んぅっ……」 京太郎「まだ触れるだけだぞ?」 晴絵「で、でもぉっ……きゃんっ」 乳首をつままれただけで、こんな声が出た。 自分で、一人でしてても、乳首をいじっただけじゃそんなことになったことなかったのに……。 私の乳首をいじってる京太郎の目が、私の顔を見ていることに気付いて顔を押さえようとするとすぐに手首を掴まれた。 京太郎「隠すな」 晴絵「んぁっ……ぅんっ」 これで、顔を隠せなくなっちゃった私だけど、京太郎にそんな風に強く言われたら私が断れるわけがない。 あぁ、私ってこんなにマゾヒストだったんだと思うと、また体の底が熱くなって、熱いのが溢れる。 そして、京太郎の右手がとうとう私の下に触れた。 晴絵「ひゃぁんっ!?」ビクッ 京太郎「おい、もうビショビショだぞ……おかしいよな、シャワー浴びてないし」 晴絵「きょ、京太郎っ……」 今、私はいじわるをされている。これからもっとされる。そう思うと体の奥からまた何かが溢れてくるっ……。 京太郎は、熱い冷たい目で私を見下ろしていた。 晴絵「ひゃぁぅんっ……」ジワァッ 京太郎の目が私をもっと興奮させてくる。 だからきっとこれは、私のせいじゃない。 たぶん私はこのまま堕とされていく、だって仕方ないもんね……これも全部京太郎のせいだもん、私は悪くないよ。 晴絵「ひゃぁっ、ちょっと……は、はげしっ」 私の部分にそっと手を添えてから激しく動かす。 それだけで、私は今にもイく寸前だったのに……京太郎はピタッと手の動きを止めた。 晴絵「ひぁっ、な、なんでっ……」 京太郎「晴絵、我慢してるだろ?」 晴絵「そ、そんなことっ!」 図星だったから、私は顔と胸とあそこがキュンッってなるのがわかって……。 だけど最後の砦であるこれを壊したら今度こそ私は戻れなくなっちゃうよ。 あれ、戻れなくなったらどうなるんだろう? 京太郎「晴絵」ニッ 晴絵「ふぁっ……♪」 でも、ここで私は理性を取り戻す。 私は先生でこの子は生徒、だけどこういうことができたのは嬉しい。 でも、私がここで堕ちたらきっと、戻れなくなる……。 晴絵「っ」 京太郎「晴絵」グチュッ 晴絵「きゃぅんっ!?」ビクンッ 晴絵「だっ、だめぇっ……堕ちるっ、堕ちちゃうっ」フルフル もうダメかもしれない……でもっ。 晴絵「やっ、ダメっ、らめっ、なんらからぁっ」フルッ 京太郎「好きにしろよ」グチュグチュ―――ッ イキそうだったのに、だったのに、京太郎が寸前で止めた。 女慣れでもしてるんじゃないかっていう手際で、私への責めを止めた京太郎。 あぁでもっ―――。 晴絵「きょ、京太郎ぉっ……い、いじめてぇっもっと、はげひくっ……♪」 堕ちちゃっても良いや。 それから、私と京太郎はお風呂から出て、私は押入れの奥から色々持ってきた。 謂わばSMグッズと呼ばれるそれら……。 京太郎「お前、元からドMだったんだな」 晴絵「ひゃぅんっ」ビクッ もう言葉だけで感じてしまうのは、こればっかりは京太郎のせいだから私は悪くない。 誰にされてもこうなったわけじゃない、絶対に、悪いのは全部京太郎だからっ♪ だから私はロープで縛られても、なにも感じない。 京太郎「縛られただけでドロドロだな、カーペットがビショビショだ」ハァッ 晴絵「しょ、しょんなのっ、わ、私のせいじゃなぃからっ……全部、京太郎が悪いんだからっ」ビクンッ 私の両手を頭の上で縛って、私の足も伸ばせないように縛って……こんなの全然、なんでもない。 晴絵「もっ、はっやくっ……」ハァハァッ 京太郎「雌犬が」 そんな言葉で、私の奥が熱くなるけど、なんでもないんだから。 晴絵「うるさいっ、早くぅっ♪」 京太郎「はいはい」グチュッ 晴絵「ひぃんっ♪」キュゥンッ 私の下がいじられた瞬間、音と共に私の体を稲妻がかけめぐった。こんなの初めてだった。 だって、自分で自分を縛ってもなにもできないし、自分でいじっても何も変わらない。だけど二つを、京太郎にされてるだけでこんなに違う。 あぁ、また堕ちちゃう、違うのに、さっきのは違うのに。 グチュグチュッ ジュプッ 晴絵「あぃっ、も、もう無理っやっ……だめっ、イクっ♪もうイクっ♪よ、ようやくイケるぅっッ♪」ビクンッ 何度もビクビクッて体が跳ねて、私は感じたことないような快感に一瞬気をどこかにやってしまった。 でも、これで堕ちた、堕ちれた。 縛られて、全部支配されてるって、こんなに気持ち良いなんて知らなかった。 晴絵「ひぁっ……えへへっ♪んぁっ……ふぁっ……」ピクッ 京太郎「晴絵、可愛いぞ」ソッ そして京太郎は、私の持ってきた道具の中にあった『首輪』を私につけた。 晴絵「ご、ごひゅじんしゃまっ……」 京太郎「良い子だ」ナデナデ 晴絵「ひゃぅんっ、も、もっと……ほしいよぉっ……♪」 もう戻れない。 私は縛られたままそう言った。 京太郎「貪欲だな……慣れてんのか?」グチャッ 晴絵「きゃぅんっ♪そ、そんなわけなぃっ、わ、私のはじめてっ、ご主人様のだもんっ♡」 もう、考える必要なんてない。 理性なんてどこかに捨ててしまったんだし思ったことをそのまま言えば良い。 私は京太郎に堕とされることを受け入れちゃったんだから……。 京太郎「はじめてで、こんなグッズ持ってて、この乱れっぷりか?」 晴絵「うんっ、晴絵はエッチな子だからっ……♪」 京太郎「じゃぁ、ちょっと確かめるか」グニュッ 晴絵「ひにゃぁっ!?」ビクンッ 京太郎がいじったのは、私のお尻、アナルだった。 自分で弄ったことがないならいきなりの異物感に嫌悪感を抱いたりしたんだろうけど、私は……自分でいじったりしてた。 さすがに25年間も彼氏がいないと、そのぐらいしたくだってなる。でもこれからは京太郎にいじってもらえるんだから、良い。 京太郎「ここ、良いのか?」ニッ 晴絵「うんっ♪そこ、気持ちいいのっ♪」 私のお尻をいじろうとする京太郎が次に出したのは、大きな注射器のようなものだった。中身は白い。 京太郎「これに牛乳まで用意してあるんだから、されても良いんだよな?」 晴絵「あっ、それはさすがに……恥ずかし―――ひゃぅぅんっ♪」ビクッ 喋っている途中で突然お尻に何かを入れられて、私は声を大きく漏らす。 だってしょうがない、もう注射の先は私のアナルに入ちゃってるんだから。 晴絵「ひゃ、ひゃべってる、とちゅうなんてっ、ひ、ひどいよぉ♡」 そして、京太郎は何も答えることなく私の中に中身を入れた。 お腹に入ってくるそれに私は必至でお尻に力を込める。 京太郎「お、全部入った」ヌポンッ 晴絵「やっ♪これ、だめっ♪やらぁっ……恥ずかしいとこっ、見られちゃうっ♡」 京太郎「喜んでるくせにな」ペロッ 晴絵「ひゃぅっ!?」 私の胸の先をペロリと舐める京太郎。 ビクンと跳ねる体だけど、私は必至でお尻に力を入れて漏れないように耐える。 だけど、京太郎はいじわるをして、私の片方の胸をむしゃぶりながら、私のあそこをいじるのを忘れない。 晴絵「らめっ♪これいじょうしゃれたらっ、んひぃっ♪おちるっ、もれちゃうっ、せんせいなのにっ、恥ずかしいとこみられりゅぅっ ♪」 京太郎「お前は先生じゃないだろ?雌犬の晴絵」グチュッ それが、とどめだった。 晴絵「イクゥッ」ビクビクンッ 結局、掃除してくれたのは京太郎だったけど、私はその間も発情しっぱなしだった。 だって……。 晴絵「ん~♪んんんっ、んむ~♪」ビクンッ 私は目隠しをされて、ボールギャグを口にはめられて、お尻にバイブを挿れられたまま放置されてた。 掃除が終わったのかようやくスイッチが切られて、目隠しが外される。 京太郎「すっかり犬の顔だな?」グチュッ 晴絵「んんむっ」ビクンッ あそこをいじられて、私はまたイキかける。 でもそれだけ、アナルのバイブだって動かされてたけどそんなに激しくなかったからイケなかった。 口のボールギャグを外されて、ようやく私は口を開ける。 私は怒るつもりだった。 晴絵「もっ、もうちょうだいっ♪京太郎のほしいぃっ」ハァッ 怒る言葉なんて出るわけがない。 だって私はもう怒れるような立場にいないんだから。 京太郎「どうしようもない変態だな」グチュグチュ 晴絵「ひぃんっ♪あっ、もっイキそっ……」 京太郎「」ピタッ またこうやって、京太郎はいじわるをする。 私がイキたいのにいかせてもらえない、でも私はそれが京太郎に支配されてるってことなんだってわかって、また体の奥を熱くする。 この熱くなった体をなんとかしてもらうために弄って欲しい、けどいじられるとまた熱くなる。 悪循環……全然、悪じゃない。 晴絵「ちょうだいっ早くぅ♪」 京太郎「しょうがないな」 京太郎の固いのが、ようやく私のあそこに当てられて、それだけで私はキュンキュンって奥がうずく。 晴絵「はやくっ、はやく」 京太郎「お前初めてだろっ……いくぞっ!」グッ ズンッ 奥に一気に挿入されたそれに、私は痛みを覚える―――ことは無かった。 晴絵「ひぐぅっ」ビクビクッ なんでかわかんないけど、痛みの分も快楽になったみたいな感覚が、京太郎から私に流れ込んだ気がした。 おかしくなりそうで、だけどおかしくなってるのに、初めの一突きで私はイッた。 京太郎「痛くな……さそうだな」ニッ また京太郎が笑って、私も笑う。 晴絵「え、えへへわ、わらひっ、しょ、処女らのにっ……ひ、一突きでいっひゃったぁ……っ;」 もうどうしようもないぐらい堕ちきってるのは自分でもわかってるけれど、もっと堕ちたらもっと気持ちが良いのかと思ってどんどん と深みに嵌っていく……そんな感覚がたまらなく気持ちいいから、私は縛られたままもじもじと動いて京太郎を自分なりに誘ってみる 。 晴絵「ご主人しゃまっ、京太郎っ、わ、私のことっ、壊れるぐらい突いて、もっと堕としてっ」 京太郎「晴絵ぇっ!」ヌプ…グプンッ! 晴絵「ひいんっ♪またイっひゃったぁっ」ビククッ また一突き。 晴絵「んひぃぃっ」ビクッ また一突き。 晴絵「ひぐぅっ!?」ビクンッ 獣のような京太郎の突きに、そのたび私はイッて意識も一瞬どこかへと遠のく。 自分でもわかるぐらい子宮が京太郎の精液を求めてて、京太郎を気持ちよくさせたいってなってるのがわかる。 晴絵「きょ、きょーたろっ♪もっと、もっとついてっ♪ひぎゅっもっと、いっぱいぃ~~ッ」 京太郎が突く度に私の下の口からはブジュブジュと音を立てて愛液が吹き出る。 一回一回、イクたびに私は堕ちてイッて、京太郎から離れられなくなる。 晴絵「またイグッ」プシャァッ 京太郎「潮まで吹いたのかよこの雌犬がっ」グプッヌプッ 晴絵「らって♪らって、きょ、きょう、ひんっ♪きょうくんのがっ、きもひよすぎぃぃっ」 たぶん京太郎以外とこんなことすることはなかっただろうし、京太郎以外じゃこんな風にならなかった自身が私にはある。 だってこんなに私をどん底まで堕としたんだから、もう私には京太郎以外見えてない。 晴絵「またっ♪あひゅんっ、ひぐっ、んぉっし、しんじゃうっ、こんにゃっ、こんにゃんじゃっひぃぃんっ、んむっ」 私を正常位で突きながら、京太郎は私の唇に自分の唇を合わせてきた。 初めてのキス、女の子同士で集まったら必ずするらしいけど、私はとてもじゃないけどできない初めてのキス。 だって口でのキスより先に、子宮の方がずっと、何度もキスしてるんだもん 晴絵「んんんんっ」 乱暴に舌を入れられて、口の中まで犯されて、どうしようもないぐらいに征服されちゃってるから、私にできるのは私も頑張って舌を絡ませるだけ。 口を離すご主人様。 晴絵「んひゅぅっ」 京太郎「ぷぁっ、ほら……撮っといてやるよ!」 ご主人様は私に向けて携帯で写真を撮る。 晴絵「も、もっと撮って♪淫乱な晴絵の写真撮って私のこと縛ってにげられなくしてぇっ」プシャァッ また潮を吹いて、床や体をビショビショにする。 ご主人様は満足したのか、写真を撮るのをやめて私を縛っていた縄をほどいてそこらへんに放り投げるとそのまま私の背中に手を回してさらに激しく突く。 京太郎「ぐっ……」 晴絵「ひぁんっ♪らめっもっほんとい、イグッ、もうっ、すごいのきちゃぅぅっ」 京太郎「もう出るぞっ」 私はすぐにご主人様の背中に足を回す 晴絵「ご、ごひゅじんしゃまのせーしざーめん一杯ちょうらいっほしぃのぉ」 京太郎「わかったよ、子供できてもしらねぇぞ!」ズンッグチュッヌプッ 晴絵「ひぃぃんっいいからっしらなくてもっ♪ごひゅじんしゃまのおもちゃでいいからっ♪つごうのいいおんにゃでいいのぉっ♪ごひゅじんしゃまっ、いっぱいちょうらいっごひゅじんしゃまのざーめんほしいって、しきゅうがキュンキュンしちゃってっ♪あひぃっもっとぉぉっ」グッ 京太郎「もっ……くっ」ドプッ 晴絵「んひぃぃっきてりゅっごひゅじんしゃまの♪ざーじるぅ♪しきゅうにいっぱいでっ♪こ、こんないっぱいあついのらめぇっひんじゃぅっやけどしゅるぅぅっ……ひぃんっ」ビクビクッ 京太郎「ぐっ、搾り、取られるっ……」 晴絵「ふぇっ……ふぁあっ」クタァッ そこで、私の意識は途切れた。 京太郎「よっと」スッ 晴絵の体を拭いて、俺はベッドにそっと晴絵を寝かす。 俺も疲れて今すぐ寝たいんだが、片付けるか? 京太郎「いや、良いか……」 明日になったら混乱してて忘れてかねない俺のことを思うと、ここらへんは散らかしておいた方がよさそうだ。 京太郎「入るぞー」ソッ そっとベッドに入って、俺は眠る晴絵の頬を撫でる。 くすぐったそうにする晴絵を見てると、俺の初の彼女?って言って良いのかわからないその人がやけに愛おしく思えてきた。 いや、さっきの時点でそうでもなかったかと言われると困るのだけれど……さっき晴絵が言っていたように子供ができたからってしらんというわけにはいかないし、そうする気もさらさら無い。 責任は取るつもりだ。 だから俺は、とりあえず寝ることにした。
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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1340593656/ 京太郎「置いていかれた恨み、晴らさでおくべきか」 京太郎「色んな学校から集められた美少女が10人以上も……ぐふふ」 京太郎「待ってろよ、咲……!」 ……… 京太郎「さてさて、覗きといえば定番の女子浴場にやって来たわけだがー…ん?」コソコソ 京太郎「えーっと、あれはうちのワカメと風越の眼鏡の子か…うーん、二人とも貧乳だなぁ…」ガッガリ 京太郎「お?ワカメの対面にいるのは…たしか龍門渕の、これまた眼鏡の子か」 ワカメ『誰…?』 ともきー『…』ザー パサッ 京太郎「お、うぉおお!?」 京太郎「和までとはいかないまでも、あそこにあるのは紛れもなく二つのデカメロンじゃねーか!」 京太郎「わぁ、わぁ、今まで注目していなかった選手だけにこのサプライズは嬉しいものがある…」ウンウン 京太郎「それに無い乳四つと並んでいると更にその神々しさが際立つなぁ…」カンガイ ワハハ『ここがフロかー』ワハハ 京太郎「あ、残念乳が増え…って!!き、来た…和や福路さんと共に密かにマークしていた逸材…!!」 京太郎「鶴賀の妹尾佳織ちゃんだー!!!」 京太郎「佳織ちゃんは性格もおっとりしてて優しそうだし、髪の色も俺に似てていいんだよなー」 京太郎「ああ、やっぱり生で見るのっていいなぁ、感動して涙と鼻血がとまらねぇ…」ウルウル 京太郎「あーやっべー見てるだけじゃ物足りなくなってきたなー」ムラムラ 京太郎「触りたい…あの二人の胸を触りたい…揉みたい…しゃぶりつきたい…包まれたい…」モンモン 京太郎「…へへ、どうせ俺の顔は割れてねぇんだ、何やったってバレはしねえよな」 ワカメ『面子がそろったのぅ』 京太郎「ん?なんだ、これから麻雀するのか?クソワカメの奴余計なことを…」 京太郎「まぁ流石に真っ昼間からチョメチョメするのはよろしくない、お邪魔するのは夜にして、それまで情報集めと他の奴らの観察だ」 夜 京太郎「よし、皆寝静まってるぜ…えーっと、昼間に集めた情報によれば龍門渕の部屋は…あそこだな」コソコソ 京太郎「窓から見えるかなー?…んー?」 京太郎「あれ、ともきーが起きて、一人でどっか行ったな…もしかしてトイレか?」 京太郎「ナイスタイミングだぜ!すぐあの階のトイレに直行だ!待ってろよー!龍門おっぱあああああああああい!!!」 京太郎「さて、トイレまで来たはいいが本当にここにいるんだろうか」 京太郎「しかしここって合宿所のトイレにしては綺麗だよなー。ん?この音は」ジャー 智紀「ふぅ……」ガチャ 京太郎「いた!」 智紀「……」フキフキ 京太郎「さーわむーらさーん」 智紀「えっ!?」ガシッ 京太郎「ハァハァ!暴れんなよ…暴れんなよ…個室に戻るんだよ、早くしろよ」 智紀「だ、誰!?離して!!」ジタバタ カシャン(眼鏡の落ちる音) 京太郎「おお、やっぱり眼鏡を外すと凄くかわいいですね、これは襲った甲斐がありますよ」 智紀「何を言って…」ジタバタ 京太郎「ああ…そんなに体を擦り付けられると…!!」ムクムク 智紀「ひっ!(何かお尻に硬いものが…これって…襲うってまさか…)」 智紀「嫌、お願いやめて!!」バタバタ 京太郎「おお…ともきーのお尻柔らかくて凄い気持ちいい…。ズボン越しでもも出ちゃいそうですよ」 智紀「嫌、嫌ぁ!!むぐっ」 京太郎「ハァハァ、流石に人が来るとマズイんでちょっと静かにしてくださいね」 智紀「んぐっ、むぐっ……ハァ…ハァ」 京太郎「体力ないんですね。さーて続きは中でやりましょうねー」ズルズル バタン 智紀「や、やめて…何するつもりなの…」ドサッ 京太郎「あれ?本当は分かってるんじゃないんですか?自分がこれから何されるか」ボロン 智紀「ひっ!」 京太郎「もう抵抗する体力もないみたいですし早速ヤらせて貰いますね」ビリッ 智紀「嫌ぁ!」ぶるん 京太郎「うおおお!やっぱり遠目で見るのとは全然違う大迫力のおっぱい!」 智紀「ぅ…」 京太郎「おおおお、柔らけー!!今まで想像でしか触れられなかったおっぱいが俺の自由に!」 京太郎「ともきーのおっぱい気持ちいいー!!!」モミモミチュパチュパ 智紀(気持ち悪い…早く終わって…) 京太郎「ハァハァ、じゃあ次はいよいよおっぱいでしごかせて貰いましょうかね」ビンビン 智紀「っ…」 京太郎「夢にまで見たパイズリをこんな美少女でできるなんて!俺のチンポがともきーのおっぱいに擦り付けられて!ああああ!!」 京太郎「イクッ、イキますよ!!ともきーのおっぱいにマーキング、イクぅうう!!」ブピュブピュ 智紀(もう嫌…でもこれで終わり…) 京太郎「さーてと、そろそろメインディッシュ頂きますか」 智紀「え?」 京太郎「何意外そうな顔してるんですか、ここまでやったんだから当然最後までするに決まってるじゃないですか」ビンビン 智紀「い…や…そこだけは…許して…」 京太郎「残念ですけどそれは聞けませんね」ヌッ 智紀「ダメ…やめて…お願い…」 京太郎「いただきまーす」ズプッ 智紀「嫌ああああ!!」 京太郎「ああ!いい、いいですよ!おっぱいだけじゃなくて体中むちむちしてて本当にエロい体してますね!」ズプッズプッ 智紀「ぅ…ぁ…」 京太郎「これじゃ気持ちよすぎてまたすぐにイッちゃいますよ!」パンパン 智紀「ぁ…」 京太郎「出ます、出ますよ!今度は体の中までマーキングしてあげますからね!!」パンパンパンパンパンパン 智紀「!!な、中はダメ!中には出さないで!!」バタバタバタバタ 京太郎「ああ!そんなに腰を動かされるともう…イク!!」ドピュドピュドピュドピュ 智紀「嫌ああああ!!」 京太郎「ハァハァ、まだまだ匂いが染み付いて取れなくなるくらい続けますから覚悟してくださいね」 智紀「ぁ…ぁ…アハハ」 数時間後 京太郎「ふぅ、サラサラの髪コキにむちむちのフトモモの素股、突く度におっぱいに触るワキマンコどれも最高だったな」 京太郎「おっぱいのサイズを除けば他は和以上かも…」 智紀「……」ぼー 京太郎「さてと、仕上げ仕上げ」カシャッカシャッカシャッ 京太郎「この事誰かに話したらこの写真バラ撒きますから。バラ撒かれたくなかったらまた相手してくださいね」 京太郎「じゃあまたそのうち会いましょう。これからもっと可愛がってあげますよ、ともきー」 ……… 智紀「……ハッ」 智紀「ここは…?ぇ、これ…ぁ…私…」ドロォ 智紀「アレがバラ撒かれたら龍門淵にはいられなく…ネットに撒かれでもしたらどこにも居場所が…」ブルッ 智紀「部屋に戻る前にお風呂入ろう…これ落とさないと…」フラフラ 風呂 智紀(髪がカピカピになってて全然落ちない…)ワシャワシャ ガラッ 智紀(今何か音が?)ピタッ …ヒタ…ヒタ 智紀(気のせい?)ワシャワシャ むにゅん 智紀「ひゃっ!?」ビクッ 智紀(シャンプーで目が…!) むにゅむにゅ 智紀「だ、誰!?やめて」スカッ ぺちんぺちん 智紀(胸に何か叩きつけられてる…早く流さないと…) ザパッー ハァハァハァハァ 智紀(よし見える)パチッ 京太郎「うっ」ドピュドピュ 智紀「へ?」パタタタ 智紀(顔に何かかけられた!?この匂い…) 京太郎「その様子だと誰かに話す気はないみたいですね」 智紀「あなたさっきの…」 京太郎「バラさないか監視してたんですけどその体見てたらまたムラムラしちゃいましてね」 京太郎「早速ですけどまた相手してくださいよ」 智紀「何を…」 京太郎「さっきは抵抗しても何もなかったですけど」 智紀(!?) 京太郎「今抵抗したらどうなるか、分かりますよね?」 智紀「…っ!」コクッ 京太郎「じゃあ自分で広げてください」 智紀 「……」ムニィクパァ 京太郎「やっぱり無理矢理するのと相手に自発的にさせるのじゃ全然違いますね」ビンビン 智紀「……」 京太郎「さっき出したのはもう掻き出しちゃったんですね」 智紀「…当然」 京太郎「ショックだなー。じゃあこれからは掻き出したら掻き出した分だけまた注いであげますよ」ズプン 智紀「んっ!」 京太郎「ハァハァ、さっきは押さえつけて無理矢理でしたけど」パンパン 京太郎「今回はともきーが自分から体を開いてくれてる」パンパン 智紀「違…」 京太郎「抱き合ってセックスしてるのに何が違うんですか!?」ズコン 智紀「ひゃっ」 京太郎「あの後他の学校の娘達の事も考えたんですけどね」パンパン 智紀「…んっ…んっ」 京太郎「不思議と全く興奮しないんですよ」パンパン 智紀「…んっ」 京太郎「ともきーだとこんなになるのに!!」ズコンズコン 智紀「んあああ!!」 京太郎「他の娘達はもうどうでもいい!」 京太郎「代わりにともきーに俺のものになってもらいます!」パンパン 智紀「だ、ダメ…ん…」 京太郎「聞こえませんね、また中に出しちゃいますよ?」パンパン 智紀「い、嫌…」 京太郎「じゃあ何て答えればいいか、分かりますよね?」パンパン 智紀「っ…あなたの…ものになります…」 京太郎「……」ニヤ 智紀「だから…んっ…中に…は」 京太郎「よくできました」ドピュドピュ 智紀「ああああ!!」 智紀「ぁ…また中…出さないって…」 京太郎「出さないとは言ってませんし」 京太郎「最初に言ったじゃないですか、掻き出した分だけ注ぐって」 智紀「…ぁ…」 京太郎「今のも掻き出しちゃダメですよ」 智紀「……」 京太郎「恥ずかしい写真増えちゃいましたね」カシャッカシャッ 智紀「最低…」 京太郎「合宿中はずっと見てますから」 智紀「……」ゾクッ 京太郎「その間にともきーを本当に俺のものにするから覚悟してくださいね」 後はちょくちょく呼び出されてまぐわってるうちに誰かに求められる自分と 一途な京太郎に情が移って本当に京太郎のものになって終わり 避妊もしないから当然できるけど龍門淵家のメイドで衣の友達だから金はなんとかしてもらえるだろう -ともきー編終了- 京太郎「鶴賀の妹尾さん良かったなー」ポワー 京太郎「確か鶴賀の部屋は此処だったな、妹尾さんはどうしてるかな…ん?」 桃子『先輩!お風呂行くッスー』 ゆみ『ああ、ずいぶん遅くなってしまったな』 京太郎「あれは大将の加治木さんと…あっちのうっすら見えてるのは確かのどかと対局した…」 京太郎「名前が思い出せないけど対局を映像で見た時にはのどか達に劣らないおっぱいを持っていたはずだ」 ゆみ『行こうかモモ』 桃子『はいッス!』 京太郎「妹尾さんを見張ってチャンスを待ちたいがこっちも要チェックだな…」 佳織『また役満あがれちゃった』 智美『ワハハー、佳織は相変わらずだなー』 京太郎「ん、あそこを歩いてるのは妹尾さん。部屋にはいなかったのか…」 智美『ワハハ、ちょっとトイレに寄っていくから佳織は先に戻っててくれー』 佳織『うん、わかったー』 智美『迷うなよー』 佳織『迷わないよ!』 京太郎「邪魔なワハハは消えるみたいだし今がチャンスだな」 佳織「迷っちゃった…ここ何処だろ。智美ちゃん待ってればよかったな…」オロオロ 京太郎(どんどん人気のない方に行ってると思ったらそういう事か…やるなら今だな) 京太郎「妹尾さん」 佳織「ひゃ、ひゃい」ビクッ 京太郎「鶴賀の妹尾さんですよね、ここ鶴賀の部屋とはかなり離れてますけどどうしたんですか?」ビンビン 佳織(え、男の人?え、何で…)「えっと…あの…」 京太郎「どうかしました?」フーフー 佳織(この人何だか危ない気がする)「えっと…あの…し、失礼します!」ダッ 京太郎「え、ちょ、待ってくださいよ」ダッ 佳織「来ないでくださいー!ふぇ!?」コケッ 京太郎「あ、危ない!」ガバッ 階段ドンガラガッシャーン 京太郎「痛…妹尾さん大丈夫ですか?」 佳織「ぅ、うーん……zzz 」 京太郎「気を失ってるだけか、何とか抱えるのが間に合ったかな」 佳織「……zzz 」ハラリ 京太郎「しかしこれは…」 京太郎「浴衣が乱れて胸が見えそうだ」ムクムク 京太郎「元からそのつもりで来たんだし減るもんじゃないし気を失ってるんだから何しても平気だよな…」ゴクリ 京太郎「取り敢えず近くの空き部屋に移そう」ズルズル 京太郎「さて、連れてきたはいいが…」 京太郎「意識のない娘を犯すのは流石に良心が咎めるな…」 佳織「んー…」バサッ 京太郎「おおお!下の方まで…ハァハァ、据え膳食わぬは男の恥って言うし仕方ないよな、仕方ないんだ」ビンビン 京太郎「さーて、かおりんぬぎぬぎしましょうねー」 佳織「ん…ん…」 京太郎「うおお、乱れた浴衣の上に盛り付けられた白い体と特大のおっぱいが何とも…」 京太郎「この状況で気がついたらかおりんもきっとショックを受ける。早速味あわせてもらおう」むにゅんむにゅん 佳織「んっ…んっ…///」 京太郎「意識もないのに反応してかおりんはエッチな娘だなぁ」クリックリッチュパチュパ 京太郎「もっとおっぱいを堪能したい所だけどいつ目が覚めるか分からないからもう本番からいくからねー」ボロン 佳織「ん…///」 京太郎「ほら、かおりん、何か抵抗しないと入っちゃうよ?いいの?寝てる間に犯されちゃうよ?ほら、ほら、あー、入っちゃった」ジッコン 佳織「ぁ…ん…」 京太郎「あああ!かおりんの中に気持ちいいよ!突く度におっぱいがぶるんぶるん揺れて本当にエッチな娘だなぁ!」パンパン 京太郎「うおおお!かおりんのおっぱいに埋もれながらおまんこ犯すの気持ちいい!!気持ちいいよかおりん!!」パンパンパンパン 京太郎「出る!中に出すよかおりん!何も言わないって事は良いって事だよね!イクッ、イクッ!!」ドピュドピュドピュ 佳織「ぁ…ぁ…」 京太郎「ふぅ……。さて、体を拭いて浴衣を戻して何事もなかったようにするか」 ……… 佳織「ハッ!」ガバッ 京太郎「ああ、妹尾さん気付きましたか?」 佳織「あれ、えっと…ここは…私…」 京太郎「妹尾さんが迷ってたみたいなんで声をかけたんですけど」 佳織「あ、はい…」 京太郎「声をかけたらいきなり逃げ出されて」 佳織「ぅ…」 京太郎「階段で足を踏み外して気を失ってしまったのでこの空き部屋を借りて介抱してました」 佳織(あ、そうだ…私階段から落ちる時にこの人に抱きしめられて…///) 佳織「ご、ご迷惑をおかけしました///」 京太郎「いえいえ、妹尾さんのかわいい寝顔が見れたんでチャラですよ」ニコッ 佳織「……///」グチュ 佳織(あれ…何だか体が火照ってお股がグチュグチュになってる…) 佳織(これがモモさんがいつも言ってる『濡れる』ってヤツなのかな…え、私もしかしてこの人の事…) 京太郎「妹尾さん体の方は大丈夫ですか?」 佳織「ビクッ!だ、だいじょうぶれふ!ありがとうございまひた、失礼しまふ!!」ダッ 京太郎「……………」 京太郎「なんとか誤魔化せたか……」 智美『ワハハー、佳織どこいってたんだー。やっぱり迷っちゃったかー』 佳織『う、うん!そうなんだ!アハハハ』 智美『ワハハー、そうかそうかー』 佳織『ワハハ…///』 佳織『(そういえばあの人誰だったんだろう…)』 佳織『……また会いたいな///』グチュ -かおりん編終了- 京太郎「妹尾さんは部屋にいないみたいだし取り敢えず加治木さん達を追おう」 桃子『先輩お背中流すっすよ』 ゆみ『ああ、ありがとうモモ』 京太郎「ノーマークだったけど加治木さんもかなりの巨乳だな…」 桃子『先輩こっちも洗ってあげるっす』むにゅむにゅ ゆみ『こ、こらモモ。こんな所で…』 桃子『誰も見てないっすよー』 京太郎「」 京太郎「なんてけしからん胸だ…同性愛はいかんぞ非生産的な…」ハァハァ ゆみ『そろそろ上がろうか』 桃子『ハイっすー』 廊下 桃子『気持ちよかったっすねー』 ゆみ『ああ、そうだな』 桃子『後でさっきの続きしましょうっす』 ゆみ『ああ…///』 京太郎「クソ!ほとんど二人でいるからなかなか隙が…。ん、あれは…」 藤田プロ『お前が加治木だな?』 ゆみ『?ああ…』 藤田プロ『ちょっと時間あるか、一緒に打ってみたい』 ゆみ『私と?』 藤田プロ『嫌か?』 ゆみ『まさか…だが今は…』チラッ 桃子『…私の事はいいっすからプロの人と打ってくるといいっす』 ゆみ『しかし…』 桃子『こんなチャンスは滅多にないっすよ、私は先に戻ってるっすから遠慮せずに行ってほしいっす』タタタッ ゆみ『モモ…』 京太郎「あれが神か…」 京太郎「加治木さんはカツ丼さんと一緒にいくみたいだから今回はモモちゃんを狙うとしよう」 かじゅモモの寝室 モモ「先輩…ああは言ったけどやっぱり寂しいっす…んっ…」クチュ 京太郎「見失ったから取り敢えず部屋に来てみれば浴衣はだけてあんな事してもう準備万端じゃないか…」 桃子「先輩!先輩!」クチュクチュ 京太郎「クソ、もう我慢できん!」ガラッ 桃子「ひぇっ!?ぇ?」ビクッ 京太郎「東横さん、先輩がいないからって合宿中に一体なにしてるんですか?」ガシッ 桃子「あ、あなたは誰っすか!?離してくださいっす、どうして私が見えてるっすか!?」 京太郎「東横さんのおっぱいがあまりに魅力的だったからですかね」 京太郎「俺が何しようとしてるかは少し静かにしてもらえれば分かるんでちょっと黙ってくださいね」 桃子「何を言っ…んぐっ…むぐっ」 京太郎「こんな所でオナニーしちゃう東横さんならこれでこれから何されるか分かりますよね」スリスリ 桃子(お尻に何か擦り付けられてるっす…!これ…え…そんな!!) 桃子「んー!んー!!」バタバタ 京太郎「うお、お尻凄い柔らか…。ハァハァ、何しようとしてるかは分かったみたいですね、そんなに嫌ですか?」 桃子「プハッ!嫌!嫌っす!誰か…先輩!先輩助けてくださいっす!!」 京太郎「加治木さんなら反対側の藤田プロの部屋で蒲原さんは妹尾さんに着いていった」 京太郎「今、東横さんを見つけられるのは俺くらいだよ」 桃子「そんな…嫌、やめてくださいっす…そこは先輩のために大事にとってるんっす…」ブルブル 京太郎「ふーん、それはいい事を聞いたなぁ」ニヤニヤ 桃子「ほ、他…他の事なら何でも…何でもするっすからそこは…そこだけは許してくださいっす…お願いっす…」ポロポロ 京太郎「人に物を頼む時には誠意ってものがいりますよね?」 京太郎それを見せてくれたら考えなくもないですよ。何をしたらいいかは分かりますよね?」ボロン 桃子「!?ほ、本当に…本当に誠意を見せたら許してくれるんっすね?」ゴクリ 京太郎「ええ、考えておきますよ」 桃子「わ、わかったっす…やらせてもらいますっす…」シコシコ ビクンビクン 桃子「ひっ!せ、先輩のため…先輩のために…頑張るっす…」シコシコ 京太郎「そんなんじゃ全然誠意が伝わってきませんよ。もうそっちに入れちゃいましょうか?」 桃子「ご、ごめんなさいっす…頑張るから…頑張るっすからそれだけは…」むにゅむにゅジュッポジュッポ 京太郎「お、おお…いい。できるじゃないですか。出る、出ますよ!!受け止めてください!」 京太郎「東横さんを俺の臭いでマーキングしてあげますよ!!」ブピュブピュ 桃子「っ!」ピュッピュッパタタタ 京太郎「ああ、良かったですよ東横さん…」 桃子「こ、これで誠意は伝わったっすよね?許してくれるんすよね?」 京太郎「でもまだ全然満足してないんですよね」ビンビン 桃子「そ、そんな…」ガクン 京太郎「今度は窓際にいってもらいましょうか」 桃子「な、何するつもりっすか?」 京太郎「ここの窓から調度露天風呂が見えるんですけどね。あ、そろそろ来るんじゃないですか?」 桃子「え?あ、あれは…加治木先輩達っす」 京太郎「藤田プロが少し打ったら交流を深めるために入るって言ってたのを聞いたんですよ」 京太郎タイミングはかってたんですけどバッチリでしたね」 京太郎「ちょっとこっちを向いたら加治木さん達に東横さんの姿が見られちゃうんじゃないですか?」ヌチュ 桃子「ひっ!そこは、約束が違うっす!!」 京太郎「やめる、とは言ってないですし誠意がちゃんと伝わらなかったから東横さんの負けですよ」 京太郎ハァハァ、東横さんが大事にしてた初めてが無くなるとこ加治木さんに見てもらいましょうよ…」ズププ 桃子「やめ…あ、先輩…嫌、お願い…こっち向かないでっす…」 京太郎「おおお!破る!破りますよ!!東横さんの初めて俺のチンポで奪っちゃいますよ!!」ミリミリミリミリ 桃子「ん……ぁ…ぁ…」 京太郎「根元まで一気に………入ったあああ!!!」ジュッコン 桃子「イヤアアアアア!!」 京太郎「ああ、東横さんの処女まんこ気持ちいいですよ!今俺のチンポの形覚えさせられてるのわかりますか?」パンパン 桃子「いや、痛…やぁぁぁ抜いて、抜いてくださいっすぅ…」 京太郎「あれ、加治木さん今ちょっと東横さんの声に反応しましたよ?」 京太郎「東横さんが此処で俺のチンポハメられてるの見られちゃったかもしれませんね」パンパンパンパン 桃子「せ、先輩…違うんっす…これは…これは…ああああああ!!」 京太郎「加治木さんに見られたと思ったら急に締めつけがキツくなりましたよ。やっぱり東横さんは変態ですね」 桃子「先輩…ごめんなさい…ごめんなさいっす…」ボロボロ 京太郎「ああ、もう出そうです!東横さんの中まで全部俺の臭いでマーキングしてあげますからね!!」パンパンパンパン 桃子「嫌、ダメ!ダメっす!中…中だけは本当にダメなんすっ!!嫌、加治木先輩!たす…たすけて…」 京太郎「出る、出る!東横さんの処女まんこに初ザーメンマーキングしますよ!!」ドピュドピュドピュドピュドピュ 桃子「あああああ!!!………ぁ…私…中…出されて…センパ…」ガクッ 京太郎「ふぅ…。さて、仕上げだな」カシャッカシャッ 桃子「ぁ…ぅ…」 京太郎「加治木さんは実質麻雀部の責任者、麻雀部員のこんな写真がバラ撒かれたら加治木さんがどうなるか…」 京太郎言いたい事は……分かりますよね?」ニヤッ 桃子「せんぱ…ぃ……ぅ…うぅ…」ポロポロ 京太郎「いつまでもそうしてたら加治木さんが戻ってきた時にバレちゃいますよ 京太郎「じゃあこれからよろしくお願いしますね、東横桃子さん」 -モモ編終了- 美穂子『華菜、そろそろ他校の方も上がった頃でしょうしお風呂に行きましょうか』 池田『はいだし!』 京太郎「ん、この声は…風越の福路さん!と池田」 京太郎「そういえばさっき覗いた時はともきーとかおりんはいたけど肝心ののどかと福路さんはいなかったな…」 京太郎「これは行くしかないな」 池田『おー、なかなか広いし』 美穂子『こらこら華菜、あまりはしゃいではダメよ』 池田『はーいだしー』 京太郎「おお…夢にまで見た福路さん裸体が今目の前に…」 京太郎「ちょくちょく視界に入ってくる池田が邪魔だけどこれはまぶたに焼き付けておかなくては…」 京太郎「ハァハァ…今まで水着妄想しかできなかった福路さんの体…それが手を伸ばせば届きそうなところに…」 京太郎「ヤバい、見てるだけじゃたまらなくなってきた…」ムラムラ 京太郎「福路さんの体に触りたいあの胸にしゃぶりつきたい体の隅々までマーキングしたい」ハァハァハァハァコスコス 京太郎「福路さん…福路さん…うっ!…ダメだ、一回抜いても全然おさまらない…福路さんの体…」 京太郎「…清澄以外に俺の顔を知ってるヤツなんていないし何やってもバレないよな…」ゴクリ 美穂子『華菜、そろそろ上がりましょうか』 池田『はいだし!』 京太郎「………」 夜中 京太郎「おっ、こんな時間に福路さんが一人で何処かに…あっちは調理場か?」 美穂子「……♪みんな喜んでくれるかしら」 京太郎「福路さんホントにいい人だな…」 京太郎「もう少し近寄ってみるか…っ!」ガタンッ 美穂子「?何の音かし……あら?」キョトン 京太郎「あ…」 美穂子「あなたは確か……上埜さんのところの須賀くんだったかしら?」 京太郎「は、はい。名前覚えてもらえてたんですね」 美穂子「それはあの清澄の唯一の男子麻雀部員ですもの、上埜さんだっていつも須賀くんの働きぶりを誉めてますよ?」クスッ 美穂子「ところで…今回の合宿は女子のみの参加だったと記憶しているのだけど、あなたはどうして此処に?」 京太郎(俺の事を知ってるのは予想外だ…ヤバい、何か言い訳をしないと) 京太郎「実は今回の合宿の事を何も聞いてなくて置いてきぼりにされた仕返しに部長を脅かしにきたんですけど…」 京太郎「着いた時にはもう夜も遅い時間でどうしようかと思ってたら福路さんが見えたので…」ペラペラ 美穂子「あらあらそれは…」 京太郎「正直今夜寝る場所もないですけどかといって部長に伝われば何をさせられるか分かりません!」 京太郎「お願いですからこの事は秘密にしておいてください!」土下座 美穂子「えっと…うーん、どうしようかしら…」 京太郎「そんな!」 美穂子「あ、ごめんなさい、違うの。秘密にするのは良いのだけどあなた今夜寝る場所もないのよね?」 京太郎「え、あ、はい…合宿所の近くには何もないですし勝手に部屋を使ってたらまず部長にバレますし…」 京太郎(なんとか誤魔化せたか…) 美穂子「うーん、じゃあ仕方ないわね。もしよかったら私の部屋に来ない?」 京太郎「 」 京太郎「へ?」 美穂子「部屋割りは2人1部屋が3部屋でメンバーは5人だから1つだけ1人部屋になるの」 美穂子「本当ならみんなの荷物置き場も兼ねるのだけどみんな気を使ってくれて本当に1人部屋になってるから」 美穂子「誰かが突然荷物を取りにきてバレる事もないわ」 京太郎「いや、それはありがたいんですけど…いいんですか?俺男ですよ?」 美穂子「あら、大丈夫よ。上埜さんの話を聞いてるととっても頑張りやさんでいい人だし」 美穂子「話をしてあなたは優しい人だって十分に伝わってきたもの」 京太郎「そう…ですか…」 美穂子の部屋 京太郎「ホントにすいません、俺なんかを部屋に入れてもらって…」 美穂子「困った時はお互い様、何も遠慮なんてする必要はないのよ」 京太郎「ありがとうございます」 美穂子「どういたしまして。それじゃあおやすみなさい」 京太郎「おやすみなさい」 美穂子「すー…すー」 京太郎「………」ムクッ 京太郎(思わぬ形で福路さんに接近できてしまった…) 美穂子「すー…すー」 京太郎「福路さん…隣に男がいるのにこんなに無防備に寝て…」 京太郎「俺はいい人でも優しい人でもないんですよ…」ビンビン 京太郎「こんなにもよくしてもらってるのに……まだ俺は福路さんを犯したくてたまらないんですよ…」ハァハァハァハァ 美穂子「んっ…すー」 京太郎「福路さん、ごめんなさい…俺はダメな男なんです、もう我慢できないんです」ボロン 美穂子「ん…」 京太郎「許してください!!」シュルッシュルッ 美穂子「ん…んー」パサッ 京太郎「ハァハァ…起きないでくださいよ…」むにゅむにゅ 京太郎「これが本物の福路さんの体…」 美穂子「ん…ん…」 京太郎「こんなの味わったら俺もう妄想じゃ満足できなくなっちゃいますよ…」 美穂子「む…うーん」モゾッ 京太郎「まだ…まだ起きないでくださいよ…まだ一番大事な所を見てませんからね」 美穂子「……zzz」むにむにくぱぁヒクヒク 京太郎「………福路さんごめんなさい。この先は我慢するつもりだったんです…でも我慢できそうにありません…」ヌリュヌリュヌリュ 美穂子「…ん」ピクン 京太郎「福路さんが…福路さんが悪いんですよ…こんなイヤらしい体で!こんなに俺を誘惑して!!」 京太郎「入れます!入れますよ!福路さんの中に俺のチンポ!!お、おおおおお!!」ジュポン 美穂子「っ!?」 京太郎「ハァハァ!俺のチンポが福路さんのまんこを擦ってる!」パンパンパン 京太郎「あの夢にまで見た福路さんを、俺のチンポが!!」ズッコズッコズッコズッコ 京太郎「ああああ!福路さん!福路さん!!」パンパン 美穂子(な、何!?痛…ぇ…須賀くん?一体何…) 京太郎「ハァハァ!出しますよ!中に出しますよ!体中全部俺のものになってください!!」ドプッドプッドプッドプッドプッ 美穂子「待って!出すってな……ああああ!?」 池田&みはるんの部屋 池田『……』ムクッ 池田『今なんだかキャプテンの声が聞こえた気がしたし…』 美穂子「す、須賀くん……酷い…何でこんな…」 京太郎「福路さんが好きだからですよ」パンパン 美穂子「何を…ん…言って…」 京太郎「福路さんを俺のものにしたい。だからまず体を俺のものにするんですよ……こうやって!」ドピュドピュドピュ 美穂子「ゃ…また中……」 京太郎「福路さんがエロ過ぎて全然萎えないんですよ…」パンパン 美穂子「んっ…っ…」 京太郎「だから福路さんが俺のものになるまでヤり続けますからね」ドピュドピュドピュ 美穂子「んんんん!」 池田『キャプテン!何か変な音が聞こえたけど大丈夫ですかし?』ドンドンドン 美穂子「か、華菜…ぁ…たす…」 京太郎「名門風越女子の伝統ある麻雀部のキャプテンのこんな姿が他人の目に止まったらどうなるでしょうね」パンパン 美穂子「……ぁ…ぁ」 京太郎「風越女子のキャプテンが合宿で男と淫行していた」 京太郎「その事実だけでも風越の威厳は地に落ちると思いませんか?」ドピュドピュドピュ 美穂子「…ハァ……」 京太郎「福路さんは風越のキャプテン、この場はどう答えるのが良いか、分かりますよね」パンパン 美穂子「か…華菜…だい…じょうぶ、な…にも…ひゃんっ…なか…んっ…たわ…」 池田『そうですか?カナちゃんの勘違いならいいですし』 京太郎「よくできました」ドピュドピュ 数時間後 京太郎「さて、そろそろ他の人達も起き始める時間ですね」ヌポン 美穂子「ぁ………ぁ……ぁ……」 京太郎「夜になったらまたしてあげますね」 京太郎「この合宿中に必ず俺のものにしてやるよ、美穂子」 -福路美穂子凌辱編- 京太郎「隣に男がいるのに無防備すぎですよ福路さん…」 美穂子「すーすー」 京太郎「ハァハァ……クソっ」ビンビン 京太郎「布団一枚剥がせば福路さんの体が…福路さんのおっぱい…」ドクンドクン 美穂子『あなたが優しい人だっていうのは十分伝わってきたわ』ニコッ 京太郎「……ダメだ…この人だけは……クソッ、しずまれ…しずまれよ……」ビンビン 美穂子「んっ…すぅ…」モゾッ 京太郎「福路さんの寝息を聞いてるだけでももう我慢できなくなりそうなんだ…クソッ、クソッ」ハァハァハァハァ 京太郎「ハァハァ…福路さん……俺は…俺は…ああああああああ!!」 ガンッ! 京太郎「……痛…ハァハァ」 美穂子「ん…なんの音かし…あら、須賀くん?」 京太郎「あ、ああ、ごめんなさい、起こしちゃいましたか…」タラー 美穂子「それはいいけど須賀くんは何を……って須賀くん血が出てるじゃないの!」 京太郎「あ、いえ…このくらい大丈夫ですから気にしないで…」 美穂子「ダメ!甘く見てると大変な事になるんだから、私の言うことを聞きなさい!…ちょっと待っててね」 美穂子「はい、これでもう大丈夫」 京太郎「…ありがとうございます」 美穂子「でも一体何が……」 京太郎「それは…その…」ビンビン 京太郎(ヤバい、福路さんに体触られてたからまた…) 美穂子(?……あら、何かズボンが膨らんで…え、これって…///) 美穂子「す、須賀くん…それって…///」 京太郎「……福路さんが魅力的過ぎて…全然おさまらないんです…」 美穂子「……」 京太郎「俺福路さんを傷つけるような事はしたくないんです。でもこのまま誘惑に耐えられる自信もなかったから…」 美穂子「須賀くん…」 美穂子「そ、そうよね、須賀くんも男の子ですものね……そういう事を考えてなかった私にも問題があったわ」 京太郎「すみません」 美穂子「大丈夫、怒ってないわ。須賀くんが私の事を大事に思ってくれたのは分かるから」 美穂子「……それがそうなったのって…その…私のせいなのよね?///」 京太郎「……」コクッ 美穂子「……そう………わかったわ…私がなんとかしてあげる」 京太郎「え?」ドクン 美穂子「そ、その代わりもう自分を傷つける様な事をしてはダメよ?」 京太郎「あ、あの、ふ、福路さんいいんですか」ドクンドクン 美穂子「しょうがないわよ、須賀くんは男の子なんだから……手でしてあげるくらいしかできないけど…我慢してね?」 京太郎「……福路さんの…手…」ドクンドクンドクンドクン 美穂子「その…私した事ないから…上手くできなかったらごめんなさい」 美穂子「それじゃあ……いくわね」ジィィィビクン 美穂子「きゃっ!?」ペチン 京太郎「ハァハァ…福路さんの顔に…俺のチンポが…」 美穂子(こ、これがおちんちん……なんてすごいの…///) 美穂子「じゃ、じゃあ始めるわね」コスッコスッ 京太郎「うっ…くは……福路さんの手…福路さんの手!」ビクンビクン 美穂子「ちゃ、ちゃんとできてるかな?須賀くん、気持ちいいかしら?」シュッシュッ 京太郎「いい!いいです!ああ、福路さん、福路さん!!」ガクッガクッ 美穂子「!?おちんちんがビクビクして……出るの?須賀くん、出ちゃいそうなの?」シコッシコッ 京太郎(出したら終わってしまう!もっと福路さんに俺のチンポ擦り付けたい、もっと福路さんにしごいてほしい!) 京太郎「まだ…まだ出ません…」 京太郎(もういつまで耐えられるか分からない、もうこんなチャンスは二度とこないんだ、福路さんにさせられるだけの事を…!) 京太郎「ふ、福路さん…空いてる方の手でタマを揉んでもらえませんか…」 美穂子「た、タマって……///こうかしら?」もみゅもみゅシコシコ 京太郎「あ、ああ!いい!最高、最高です福路さん!!」ガクガクガクガク 京太郎(ダメだ出る!かけたい!福路さんの体……中にも全部!) 美穂子(須賀くんの動きが激しく…出ちゃう?今度こそ出ちゃうのかしら) 京太郎「ああ、出る!出ます!福路さん!福路さん!!」ガシッ 美穂子「須賀く………むぐっ!?」 京太郎「出る!出る!!福路さんの口に!あああああああ!!」ドプッドプッドプッドプッ 美穂子「んんんんん!!」 京太郎「まだ出ますよ!福路さん、体にもかけてあげますからね!!」ヌポッビュルビュルビュル 美穂子「ん…んぐっ…けほっ…けほっ…」ビチャッビチャッ 京太郎「ハァハァ…ハァハァ…………ふぅ」 美穂子「……けほっ…けほっ…酷いわ須賀くん…」 京太郎「ぁ………」 京太郎「本当にすみませんでした!」土下座 美穂子「………本当に反省してる?」 京太郎「は、はい!」 美穂子「なんとかしてあげるとは言ったけど、まさかいきなり口に突っ込むなんて…」 美穂子「髪にかけられたのもカピカピになって取れないし…」 京太郎「本当にすみませんでした!!」 美穂子「…もう、しょうがない子ね。でも女の子に無理矢理あんな事しちゃダメよ?」クスッ 京太郎「は、はい!ありがとうございます!」 美穂子「あら?まだ許したとは言ってないわよ?」クスクス 京太郎「そ、そんなぁ…」 美穂子「………ところで須賀くん…」グチュ 美穂子「私の体……まだ興味あるかしら?」ムチィ 京太郎「え?」ビクン 美穂子「あんな事されて私も我慢できなくなっちゃったの…」シュル 美穂子「私のここ…満足させてくれたら……そしたら許してあげる」くぱぁ 京太郎「 」ビンビン -福路美穂子和姦編終了- 京太郎「いやー福路さんとヤレるなんて夢にも思わなかったな~」テカテカ 京太郎「あのムチムチボディにすべすべお肌…張りのある胸にあの締め付け…!」ムクムク 京太郎「いかん、またムラムラしてきた…」 京太郎「風越の部屋に戻るか…、いやっダメだ…他の部員がもう起きている頃だ…」 京太郎「とりあえず、女子浴場に行ってみるか。朝風呂に来ている人が居るかもしれない」 京太郎「さてさて、誰か居るかなっと」チラッ ワカメ「ふぅ、朝は貸切じゃけぇ気持ちええのぉ」 久「昨日は他の学校の人達がいっぱい居て、ゆっくり出来なかったからね」ノビノビ 京太郎「なんだ…ワカメと部長か…」 京太郎「それにしても、お風呂に浸ってる部長は普段の二倍色っぽいな…」ムラムラ 京太郎「よし。次は部長を襲おう!」 京太郎「しかし、同じ清澄麻雀部だ。俺だってことがバレたらやばい。下手すりゃ退学だ…」 京太郎「何か変装するものはないものか…」キョロキョロ 京太郎「あっ、あれはっ!?」 ワカメ「はあ~、いい湯じゃった」ホクホク 久「ふう、私ちょっとのぼせちゃったみたい…マコ先に行ってていいわよ」 ワカメ「大丈夫か?じゃあ先行っちょるぞ」 久「悪いわね」 京太郎(よし!!) 京太郎(手ぬぐいでうまい具合に顔を隠せたし、外には清掃中の札も掛けといた!) 京太郎(後は鍵を閉めて…)ガチャン 久「ん?何の音かしら?」スクッ 久「!!?」ガバッ 京太郎「抵抗しても無駄ですよっ…大人しくしててくださいねっ…」 京太郎「ハァハァ…お風呂上りの久さんとっても色っぽいですよ…」 久「なっ、誰よあなた!!嫌っ離してっ…誰かっ…誰か助kっんんー!!むぐぅー!」 京太郎「大人しくしてれば何もしないからっ!静かにっ!!」 久(嫌っ…怖い…)ナミダメ 京太郎「ああ、涙目な久さん可愛いよ…」ムクムクッ 京太郎「ハァハァ、お風呂上り…シャンプーのいい香り…」クンクン 久(息が耳に…気持ち悪い…早く終わって…) 京太郎「久さんのうなじ…」サワッ 久「!?」ビクンッ 京太郎「久さん首弱いんですか?」サワサワッ 久(うぅ…ぞわぞわする…)ビクッ 京太郎「答えてくれるまで続けますよ」ペロッチュパベロー 久「ひゃっ…や、やめて…。よ…弱いっいゃぁ…」 京太郎「そうですか。ペロッ…ハァハァ…久さんのうなじおいしいよおおおお!!」ブチュゥゥチュパベロン 久「ひゃぁあっ、やっ…あぁ!!や…やめるってっ…言っtひゃんっ!!」 京太郎「乳首もこんなに立たせちゃって…!!カプッ…チュパ…」コリコリ 久「やっ、あっ!いっ嫌!あっイっちゃううぅぅ!!」ビクビクビクンッ 京太郎「これだけでイっちゃうなんて変態なんですね久さん」ハァハァ 京太郎「下もこんなにグチョグチョにしちゃって」クチャッ 久「あぁ…そ、そこはダメぇ…やめ…」 京太郎「こんなに糸引いておつゆまで垂らして…ド変態なんですね」クチュクチュ 久「あっ…あっ…はぁはぁ」 京太郎「ハァハァ、久さんのおつゆ!!ジュププッチュルッ…ペロッペロ…」 久「ひゃあああっ!!」ビクビクッ 京太郎「ハァハァ、見てくださいよっ!久さんのせいでこんなに大きくなっちゃいましたよ!!」ボロン 久「ひっ…!」 京太郎「ああ、もう限界です!!挿れますよ!!」ズププッ 久「ひぎぃっ!いっ…いや!ぬっ抜いてよっ…!ひゃあ!!」 京太郎「うおぉ!!久さんの中とっても気持ちいいよおおおおお!!」パンパンパンッ 京太郎「そんなに締め付けたらすぐいっちゃいますよおお!!!」ズプズプパンパンッ 京太郎「出ちゃうよ!!出すよ!!久のエロまんこの中にだすよおおおおお!!!」パンパンンズンズン 久「んっ!!ひゃっ!…あぁん!ダメッ…中はダメぇ!!」 京太郎「いっイクぅう!!!!!!」ドピュドピュドピュ 京太郎「ふう、気持ちよかった…」 久「うぅ………」グッタリ 京太郎(浴衣がはだけてて…エっエロい!!)ムクムク 京太郎「久さん起きてください。まだまだこれからですよ!」 久「………」 京太郎「ほら、口を開けてください。」グイッ 久「いっ…いy」 京太郎「おらっ!!」ズポッ 久「んぐっ!??んんー!!!」 京太郎「ああ、久さんのお口…」ズポッズポッズポッ 久「んんー!んむ!!」 京太郎「ハァハァ舌が…おちんちんに絡み付いて…」ズンッズンッズンッ 久「んぐっ!んん!!んぐぅっ!…オエッ!!ゲホッゲホッ」 京太郎「ああ!久の喉をっ!!久の喉を犯してるぞ…!!」ズンッズンッズンッ 久「んぐぐ!ほぅ…ひゃひへ…うぅ!」 京太郎「久の声が…おちんちんに響いて気持ちいい…ハァハァ…」ジュポッジュポッジュポ 京太郎「涙目で苦しそうな姿がすごいそそるよ!!」ズッズッズ 久「オエッ…うぐっ!むぐうう!!」」 京太郎「あっ…あっ…出るっ!!出るよ久!!喉に出すよっ!!」 京太郎「うっ」ドピュドピュ 京太郎「ハァハァ…最高だったよ久…」 久「んんっ!!んむっんむっんんっ…(うう…飲んじゃった…吐き出したい…早く離してよ…)」 京太郎(さて、そろそろ人が来る頃だな)カシャッ 京太郎「久さん、このことを誰かに話したらこの写真を全国麻雀大会本部や清澄高校に送り付けますからね」 久「あ…うぁ……」 京太郎「それじゃあ失礼します」 久「あ…ああっ…」 久「うわあああああああああ!!!」キュッジャー 久「オエエエエッ!!!ゲホッグエッ!!!」ビチャビチャ 久「ガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラ」 久「ゲエェ」ビシャシャ -竹井久編終了- 智紀『………』プカプカ 未春『いいお湯ですねー』チャプチャプ 京太郎「沢村さんのたわわなメロンにお控えめなおっぱいが全体を引き立てる吉留さん、眼福眼福…」 まこ『ふぅー、生き返るわい』 優希『きもちーじぇー』 京太郎「それに比べてうちは…」 優希『んん!?何か視線を感じるじぇ……』 京太郎「いや、お前の事は見てねぇよ」 まこ『気のせいじゃろー』 優希『むむむ………あ!』 京太郎「!!ヤバい、目があった!」 まこ『ん?どうかしたんかのぅ』 優希『い、い、いや、何でもないじぇ !ちょっと先に上がらせてもらうじぇ!』ガラッ 京太郎「ば、バレてないのか?ふぅ…助かった…」 京太郎「優希が騒いでたら俺終わってたな…」 コォーラァーいーぬーぅー!! 京太郎「ん?何か聞こえ……ゴフッ」ドカァッ 優希「コラ、犬 !お前こんな所で何やってるんだじぇ!!」 京太郎「お、お前…やっぱり気付いてたのか…」 優希「どういう事かきっちり説明してもらうじぇ!」 まこ『出てったはずなのに優希の声が聞こえるのぉ。何処かにおるんか?』 優希「!犬、取り敢えず場所を変えるじぇ。ついてこい!」 京太郎「お、おう」 優希「さて、何してたか話して貰うじぇ」 京太郎「ちょっと通りがかって…」 優希「真面目に答えるんだじぇ!」ドンッ 優希「目があったし覗いてたのなんてわかってるんだじぇ…」 京太郎「すまん、優希。置いてかれた仕返しにちょっとしたイタズラをしてやるつもりだったんだけど魔がさして…」 優希「……どうだった?」 京太郎「は?」 優希「わ、私の裸を見てどうだったかって聞いてるんだじぇ 」 京太郎「それは…」 京太郎(特に何も、とか言ったら殺されるんだろうな…) 優希「……やっぱり…」 京太郎「え?」 優希「言わなくても京太郎がおっきいおっぱいにメロメロなのは知ってるんだじぇ…」 京太郎「あ、ああ…」 優希「私になんか興味ない事も…ホントは…分かってるんだじぇ…」ウルッ 京太郎「お、おい優希?」 優希「……なんで私がお風呂で気付いた時にバラさなかったか分かるか?」 京太郎「それは…」 優希「あそこでバレたら京太郎は麻雀部にいられなくなって……そしたらもう京太郎と会えなくなって……」 京太郎「優希、お前…」 優希「私は…京太郎の事が好きなのに…会えなくなるなんてそんなの……そんなの……」 優希「ぅ……うわーん」ポロポロ 京太郎「優希!」ダキッ 優希「ふぇ!?」 京太郎「すまん、今まで気付いてやれなかった…」 優希「……うん…」 京太郎「俺は部活じゃパシリだし麻雀も強くない、お前らに振り回されっぱなしだ…」 優希「……うん…」 京太郎「俺はこんなどうしようもない男だ……それでも本当に…本当に俺の事が好きか?」 優希「…いい…京太郎がいいんだじぇ」コクコク 京太郎「…そうか…分かった…」 優希「京太郎…」 京太郎「俺とお前は今から恋人だ、いいな?」 優希「ぁ……ぅ、うわーん」 京太郎「お、おい、泣くなよ」 優希「嬉しいじぇ……京太郎が私の事……京太郎ぉ…京太郎ぉ」 京太郎「…………泣くな泣くな」ナデナデ 優希「クスン…………キス…」 京太郎「ん?」 優希「……キスしてほしいじぇ///」 京太郎「お、おぅ……大好きだぞ、優希」チュッ ……… 優希「あ、あれは一時の気の迷いとかそういうので、い、い、犬に私なんてもったいないんだじぇ」オロオロ 京太郎「何だよそれ。じゃあ俺の事嫌いか?」 優希「ぅ…その…好きだじぇ…」テレテレ 京太郎「こうして見ると意外と可愛いな、お前」 優希「な、な、何言ってるんだじぇ。と、兎に角付き合ってしまったものは仕方ない!」 優希この私の彼氏になった以上お前は今後他のおっぱいに欲情するのは禁止だ!」 京太郎「お、おっぱい?」 優希「覗いてた時もどうせ私じゃなくて龍門のメロンに見とれてたんだじぇ!」 京太郎「あー、あれは凄かったなー」 優希「むー!思い出すのも禁止だじぇ!!」 京太郎「はいはい、しょうがねーなー」 優希「…………」 優希「京太郎…」 京太郎「ん?」 優希「覗いてた時私の事なんともなかったって言ったな…」 京太郎「まぁ、あの時はな」 優希「……なら今ならこうしたら…私に欲情してくれる?」たくしあげ 京太郎「お、おい」ドクン 京太郎(……あれ…優希ってこんなに可愛かったっけ…風呂で見た時は何も感じなかったのに…ヤバい勃ってきた…)ムクムク 優希「たしかにおっぱいはおっきくないし体も小さいけど…私はそんなに魅力がないのか?」 優希「…?京太郎?」 京太郎「お前な……そんな事されて…耐えられる訳ないだろ!」ガバッ 優希「きゃっ!きょ、京太郎!?」ドサッ ジィィィボロン 京太郎「欲情しなかったらこんな風になる訳ないだろ」ビンビン 優希「ぁ……ぁわ…」パクパク 京太郎「俺お前を見てすげー欲情しちまったんだ」 優希「ぁ…」 京太郎「俺はお前とヤりたい、ダメか?」 優希「だ、ダメじゃないけどダメで……そ、その…私初めてだから…優しくしてほしいじぇ…///」 京太郎「ああ、約束する」 ……… 優希「んっ…」 京太郎「全然なくても女の胸って柔らかいんだな」もみゅもみゅ 優希「むー、こういう時に…んっ…デリカシーのない事言うからバカ犬なんだじぇ」 京太郎「すまんすまん。これから毎日揉むんだ、大きくなってくれよ…」コリッコリッ 優希「あっ…あっ…京太郎の手ぇゴツゴツしてて気持ちいいじょ…」 京太郎「さーて、こっちもほぐさないとな」クチュクチュ 優希「そっ、そこは…あんっ」 京太郎「なんだ、もう濡れてるじゃねーか。エロいヤツだな」グチュグチッ 優希「ち、違っ…それは京太郎が…ん…うぅぅぅ…」 京太郎「すまんすまん、頼むからそんな顔しないでくれ。これならもう入れられそうだな……優希…いいか?」ヌチュヌチュ 優希「うぅ…まだ心の準備ができてないじぇ……」 京太郎「……すまんが俺の方は我慢できそうにない、ゆっくり入れていくぞ」ヌププ 優希「あっ…ダメ…まだ…んんっ…」 京太郎「ん、うお、もう少し…」ズププ 優希「ひんっ……京太郎…入って…」 京太郎「優希……奥まで入れるぞ!」ジュッコン 優希「まっ…痛……ひああああああ!!」 京太郎「俺のチンポ全部お前の中に入ったぞ」ギチッ 優希「痛い…痛いじぇ…京太郎ぉ…」ポロポロ 京太郎「治まるまで無理しなくていいぞ…お前が落ち着くまでずっとこうしててやるからな」ギュッ 優希「ごめんだじぇ…」 優希「…もういいじぇ、京太郎」 京太郎「大丈夫か?」 優希「ホントはまだ痛いじょ…でも京太郎としてると思うとそれも嬉しいんだじぇ」 京太郎「お前本当に可愛いな…」チュッ 京太郎「じゃあ…いかせてもらうぞ!」ジュプンジュプン 優希「んっ!ああああああ!!」 京太郎「ハァ…ハァ!いい、気持ちいいぞ優希!お前の中最高だよ!」パンパン 優希「あっ…ああああ!京太郎!京太郎!」ギュッ 京太郎「ハァハァ!お前そんな顔もできたんだな!普段タコスタコス言ってるのが嘘みたいなトロ顔してるぞ!」パンパンパンパン 優希「しょれは、きょうたろうがっ!きょーたろーがあぁぁぁ!!」 京太郎「ハァ!ハァ!…くっ…そろそろ…。優希、そろそろ出…っ!?」ガシッ 優希「んっ…んああ…ぬくなぁ……ぬいちゃらめらじぇ…」 京太郎「お、おい優希、この足外せ!もう出ちまう、このままだと中に!」ギチュギチュ 優希「なかに…きょうたろうのなかにほしいんだじぇ…」 京太郎「ハァハァ!クソ、できても知らねぇぞ!ああっ、優希、出る!出る!」ドクンドクンドクン 優希「ぁ…ぁ…きょうたろうの…なかにぃ…」 京太郎「やっちまったな…」 優希「ぅぅ……まだお股がズキズキするじぇ…」 京太郎「エロエロなお前もなかなか可愛かったぞ」 優希「な、あ、あれは…。へ、変な事言うんじゃないじぇこのバカ犬!」 京太郎「最後足で固めてきたのは誰だったかなー…」 優希「う、うるさいうるさい!罰として次の休みはお前の奢りでタコスパーティーだじぇ!」 京太郎「またかよ…。あ、そういえば俺この前タコスの作り方覚えたんだよ」 京太郎「次の休みは俺の家で…どうだ?」 優希「っ……うん、わかったじぇ/// 」 -タコスラブラブチュッチュッ編終了- まこ『ふぅー、生き返るわい』 久『全く、まこったらおばさんみたいよ?』 京太郎「部長って意外と胸あるよな…何か色っぽいオーラ出てるし」 京太郎「それに比べて…」チラッ 咲『……♪』チャプチャプ 京太郎「咲のヤツ悲しくなる程成長してないな…パッとみ男と変わらんぞ…」 咲『なんか、見られてる様な……あっ!』 京太郎「!!ヤバい、見つかったか!?」 まこ『どうかしたんかのー』 咲『きょ、京ちゃ……あ、い、いえ、何でもないです』 優希『あやしいじぇー』 咲『な、何でもないってば、私先にあがるね!』 京太郎「ば、バレてないのか……?」 咲の部屋 咲(あれ京ちゃんだったよね……今回の合宿は女の子ばっかりだから京ちゃんはお留守番って聞いてたのに…) 咲『………京ちゃんに裸見られちゃった///』バタバタ 一方その頃 京太郎「おおお!のどか、のどかきた!反則だろあのサイズ!うおおお」シコシコ 咲(そういえば京ちゃん何しに来たんだろ?) 咲(もしかして私に会いにきてくれたとか!?この前読んだ本でも離れてみて初めて幼なじみの大切さに気付くってのあったし!) 咲(無理矢理連れ出される→告白→えっち→二人は幸せなキスをして終了) 咲『あーもー、どうしようー』バタバタバタバタ 京太郎「人が増えてきた…。お、あれは風越の福路さん!クソ、池田ァ!邪魔だ。どけ!」 咲(きっと二人っきりで呼び出されて人気のないところに連れてかれちゃうんだ…それからそれから…きゃー!)ゴロゴロ 咲『はっ、そういえば京ちゃん部屋の場所とか知らないよね!私が迎えにいってあげないと!』 咲『さっきのとこにまだいるかな……』 京太郎「鶴賀は全体的に巨乳だな…ワハハさん以外は…。しかし人が増えてどこ見てもおっぱいだらけで幸せなだなー」ホワホワ 咲「京ちゃんまだいるかな…?」キョロキョロ 京太郎「ほおおお!」 咲「いた、京ちゃ…」 京太郎「のどか、ともきー、キャプテン、かおりん、モモ、かじゅ、部長の巨乳七対子!!」 咲(え?京ちゃん何やって…って何で私隠れてるんだろ)コソッ 京太郎「やっぱ咲や優希の貧相な胸とは比べ物にならんなー。あー、俺もう死んでもいいかも…」 咲(…………)カチン 咲「へー…そう…そうなんだ………」ゴウッ 京太郎(!?な、何か急に寒気が…)ゾクッ 咲「きょーうちゃん」ニッコリ 京太郎「さ、咲…?お前何でここに…」 咲「もう死んでもいいんだよね?」スタ…スタ… 京太郎「お、おい、お前何言って…」 咲「じゃあ………死のっか♪」ドスッ 京太郎「うっ……」ガクッ ……… 京太郎「う……ん……ハッ、ここは…確か振り向いたら咲がいて…」 咲「おはよう、京ちゃん♪」 京太郎「さ、咲……ここは一体…っ!?」ギシッ 咲「ふふ……自分がどうなってるか分かってないみたいだね?ベットに縛ってあるから京ちゃんは身動き1つできないよ」ニコニコ 京太郎「自分がって…っ!なんで俺裸なんだよ!?おい、いい加減に…」 咲「………カン」ペチン 京太郎「あぅっん」ビクン 咲「……京ちゃんは自分の立場が分かってないみたいだね?」 京太郎「何ふざけた事…」 咲「…カン」ペチン 京太郎「ひぐぅっ」ビクン 咲「主導権はこっちが握ってるんだよ?おちんちんビンタされて喜ぶ変態京ちゃん♪そんなんで凄んでも全然怖くないよ」 京太郎「さ、咲…お前…」ハァハァ 咲「もういっこカン」ペチン 京太郎「っ…くっ…ああぁ!」ビクンビクンビクン 咲「ツモ、嶺上開花。あはは……女の子に叩かれてイッちゃうなんて京ちゃん本当に変態さんだったんだ」 咲「原村さんが見たらきっとドン引きだよ…」 京太郎「ハァ…ハァ…ハァ…」 咲「でも大丈夫、京ちゃんが変態さんでも私だけは好きでいてあげるからね…」クスッ 咲「ねぇ、京ちゃん…私そろそろ京ちゃんのこれ欲しくなっちゃった…」ギシッ 京太郎「!?」 咲「京ちゃん初めてかな…?私もしたことないけどきっと大丈夫だよね」ヌチャヌチャ 京太郎「お、おい!これ以上はヤバい!やめろ、咲!」 咲「だーめ、京ちゃんは今ここで私と結ばれるんだから…いくよ、京ちゃん」ズププ 咲(あ……ぁぁ…京ちゃんが私の中に入ってきて…///) 京太郎「くっ…ぁ…咲…」ビクビク 咲「あぁ…もう京ちゃんの全部入っちゃうよ……ほら…ほら…入ったぁ!!あああ!?」ブチィ 咲(ひっ!?な、何これ、物凄く痛い…痛…)ジワッ 咲「ぁ…ぁ……痛……」パクパク 京太郎「お、おい咲?」 咲「…痛…痛い…京ちゃ…助け…助けて…」ポスッ 京太郎「咲…お前…」 咲「えぐっ……ひぐっ……」ポロポロ 京太郎「……全く、お前ホントバカだな…」 京太郎「ちょっと待ってろ………んおおお……ふんっ」ブチィ 咲「きょ、京ちゃん?」キョトン 京太郎「お前が目の前で泣いてるんだ、こんな手拭い1つで動けなくなってたら男失格だろ」 京太郎「そんな柄にもない事して無理すんな、お前は普段通り一番いいぞ」ポンポン 咲「うぅ……京ちゃん…」グスン 京太郎「落ち着いたか?」 咲「うん………ごめんね、京ちゃん」 京太郎「今回の事は忘れるから…ここまでにしとこう、な」 咲「そ、それはダメ!」 京太郎「でもお前……」 咲「わ、私が京ちゃんと結ばれたいって思ってるのはホントだから……今度は痛くても我慢するから…その…」 咲「続き…しよ?///」 京太郎「………」ゴクリ 京太郎「本当にいいんだな?入れるぞ、咲」ヌチャヌチャ 咲「うん……きて…京ちゃん///」 京太郎「ハァ…ハァ。おおおぉ…」ズププ 咲(京ちゃんのが膣内かき分けて…何これ…自分で入れるのと全然違うよぉ…///) 京太郎「ハァ…ハァ…。全部入ったぞ、咲。動いても大丈夫か?」 咲「う、うん……大丈夫だから…京ちゃんの好きにして……いいよ…」 咲(私これから京ちゃんに犯されるんだ…京ちゃんのおちんちんで滅茶苦茶にされちゃうんだ…) 京太郎「ハァハァ!咲、咲!」グチョグチョ 咲(すごい…すごいよこれっ…京ちゃんのおちんちんが私の膣内…ぁぁぁぁ) 京太郎「ハァハァ!なんだよ咲、俺にされてからずいぶん気持ち良さそうじゃないか」 京太郎「乱暴にされて感じるなんてレイプ願望でもあるんじゃないか?」ズコンズコン 咲「違っ…私…そんな…んっ///」 咲(何これ…乱暴にされるの気持ちいい…おちんちん気持ちいいよぉ…) 京太郎「そんな顔して何が違うんだよ!ほら、ほら!」ズコンズコンズコン 咲「ちがうのっ……京ちゃんだから…京ちゃんのだから…」 咲(っ…ぁっ……ダメ、おまんこ壊されちゃう!京ちゃんのおちんちんで壊されちゃう!!) 京太郎「おっ、くっ、もう出そうだ!出るぞ!咲、膣内に出すぞ!」パンパンパンパンパンパン 咲「うん…出して…出してぇ…京ちゃんのいっぱい…」 咲(出されちゃう…おまんこ京ちゃんにマーキングされちゃうんだ…私京ちゃんのものにされちゃうんだ…) 京太郎「イクぞ!咲!咲ぃ!!」ドピュドピュブピュ 咲「ぁ…出てる ……京ちゃんの…ふふふふ」 ……… 京太郎「なんつーか、その……すまん、調子に乗りすぎた」 咲「え、い、いいよ!それを言ったら私だって…その…///」 京太郎(あれは怖かった…。全然知らなかったけどこいつ怒らせると怖いんだな…) 咲「ねぇ、京ちゃん…」 京太郎「ん?」 咲「あんな事しちゃったんだから…私達…もう恋人だよね…」 咲「浮気したら……許さないからね?」ニコッ 京太郎「お、おぅ…」ゾクゾクッ -宮永咲編終了-
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清澄、部室 ガチャ 咲「す、すいません!遅くなっちゃって……」 久「掃除当番か何か?」 まこ「じゃったら仕方なかろう」 咲「はい。アレ?京ちゃん、先に来てるはずなんですけど」 和「須賀くんでしたら、電話で呼び出しがあったみたいでさっき外に行きましたよ?」 優希「ほら、鞄はそこにあるじぇ」 咲「あ、本当だ。鞄開けっ放しって京ちゃんは……わ!」ガタッ 優希「あーあ。京太郎の鞄が……」 久「また盛大にばらまいたわね」 咲「うぅ……ごめん京ちゃん」 まこ「ほら、手伝ってやるけぇはよ拾いんさい」 和「そうで……」 優希「のどちゃん?どした固まって……」 咲「何持って……」 貧乳ものAV 久「うわぁ……」 まこ「京太郎の奴……」 和「こ、こんなものを持ち込むなんて!!」 優希「な、投げようとするなって!そりゃ私もどうかと思うけど……」 咲「……和ちゃん、ちょっと見せて」 和「さ、咲さん?」 久「ちょっと咲、壊したりとか…」 咲「……つまり、京ちゃんは胸が小さいのが好みってことだよね?」 4人「!?」 咲「だって、この人胸小さいし……学校に持ってくるほど好きだっていうんなら……」 優希「そ、そうか!」 和「で、でも須賀くんは普段私の胸ばかり見てるじゃないですか!」 まこ「たまには大きく無いのが見たくなったとか?」 久「うーん。でも、これは確実な証拠だしねぇ……ところで私は小さい方よね?」 和「部長!?」 咲「いや、この人と同じ大きさなのは私です!」 優希「いや!この中で一番小さいのは私だじぇ!」 まこ「わしも……そこそこ」 和「だ、だから須賀くんは大きい方がいいんですよ!」 優希「だったらのどちゃんが圧倒的だじぇ!!」 咲「そーだよ!大体和ちゃんのはずるいよ!少し分けて欲しかったよ!京ちゃんが小さいのが好きならいいけど!!」 ガチャ 京太郎「うーっす」 咲「京ちゃん!」 和「須賀くん!」 優希「京太郎!」 京太郎「な、なんだ3人ともいきなり……って咲!それは…」 咲「小さいのがいいの!?」 和「大きい方ですよね!?」 優希「いっそ無いのもいいよな!?」 京太郎「いや、そもそもなんで俺の鞄の中にあるはずのそれを持ってるんだ?」 まこ「ちょっとお前さんの鞄の中身ぶちまけてしまってな」 久「こんなもの持ち込むのはさすがに問題よ?」 京太郎「あ、それ持ち込んだ訳じゃないです」 久「え?」 京太郎「少し預かっててくれって頼まれまして」 まこ「一体誰がそんなことを?」 京太郎「副会長です」 咲・和・優希「…………」 まこ「あー……」 久「ったくもう……」 京太郎「さすがに部室にこんなの持ち込みませんって」 咲「じゃあ、京ちゃんは小さいのが好きな訳じゃ……」 京太郎「何が小さいって?」 咲「な、なんでもないよ!!」 和「…………」ぐっ 優希「のどちゃん?何小さくガッツポーズしてるんだじぇ?」 まこ「はぁ。部活、やるか」 久「……後で副会長にちょっと言っとかなきゃね」 その後、副会長の仕事が倍増したという カンッ!!
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. 怜「悲しいときー」 竜華「悲しいときー」 竜華「京くんがデートに遅れて来たときー」 怜「悲しいときー」 竜華「悲しいときー」 京太郎「恥ずかしいからやめてくださいよ!」 怜「京くんが竜華のおもちばかり見てるときー」 竜華「えっ、そうなん?」 京太郎「ええまあ、って何言わせんですか!」 竜華「京くんさえ良ければ……生でもええんやで?」 京太郎「本当ですか!?」 怜「…………」 竜華「ふふっ、冗談やで」 京太郎「なんだ……はぁ……」 怜「へへっ、ウチは竜華と比べて小さいから、どうせ先に捨てられるんやろな……」 京太郎「そんなことないです!怜さんのも十分立派じゃないですか!」 怜「ほんまか?」キラキラ 竜華「やっぱり京くんて、ウチらのことそんな目で見てたんやな……」 京太郎「見てませんよ!おもちとかそんなんじゃなくて……いやそういうのもあ……ないない」 京太郎「とにかく!俺はお二人のことが好きなんです!絶対に二人とも幸せにするんです!」 怜竜「「京くん……!」」ジーン ワイワイガヤガヤ 怜「人が見てるっちゅうんに……」 竜華「嬉しいなぁ……」 京太郎「あ……う……」カァァ 京太郎「は、早く行きましょう!」 怜「嬉しいときー」 竜華「嬉しいときー」 京太郎「まだ続けるんですかそれ」 京太郎(今日は二人が大学に入ってから初めてのデート!) 京太郎(この日のために泉と色々下見に行ったりしたんだ) 京太郎(張り切っていくぞ!) 京太郎(……そういえばあのときの泉の目がやたら赤かった気がするけど、何があったんだろう) 怜「京くんどこ行くんー?」 京太郎「まずはカラオケです!」 竜華「カラオケ?」 京太郎「はい!もうすぐ着きますよ」 京太郎(三時間の特訓の成果を見せてやるぜ!) 竜華「打っち~だおれ、打っち~だおれ―――」 京太郎(サビで店員が入ってくるなんてそんなん考慮しとらんよ…………) 怜「竜華は歌上手いなぁ~」 竜華「怜の方が上手いって~」 竜華「ほら、次怜の歌やで」 怜「せやった……深呼吸して―――」 京太郎(次こそは……!) ――――とあるショッピングモール ワイワイガヤガヤ 京太郎「…………」 ワイワイガヤガヤ 京太郎「…………」 京太郎(迷ったあああああああ!) 京太郎(というかあの二人から逸れた) 京太郎(はぐれないように手をつないでって言われてたのに……) 京太郎「はぁ…………」 京太郎「携帯も今日に限って忘れるし、本当ツいてないよな」 竜華「でもあの二人がいるから」 京太郎「俺は頑張れる」 怜「今日こそ二人に」 京太郎「プロポーズするんだ!」 京太郎「と言ってもまだ結婚出来ないから婚約みたいな感じになるけど……」 竜華「指輪は?」 京太郎「一応バイト代三ヶ月分で」 怜「疲れたなぁ……」 京太郎「でも諦めない!……って」 京太郎「えっ」 竜華「あっ」 怜「あっ」 ――――公園 京太郎「どんだけ馬鹿なんだよ俺……」ズーン 竜華「たしかに京くんはアホやけど」 京太郎「うっ」 怜「そんなところも好きやで」 怜「そろそろ帰ろか」 竜華「せやな、今日はお赤飯や!」 京太郎「え……?」 怜「ウチらの婚約祝いやな」 京太郎「えっ、えっ?」 竜華「ほなはよ帰るで」 怜「今度はちゃんと手握ってな」 竜華「また迷子になられたら困るわ」 竜怜「「あはははははは」」
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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1340527963/ 京太郎「うわああ!?」 タコス「あひぁあ!!?」 ドサッ 京太郎「…お、すまん」 タコス「…今はみんながいるから…後にしようじぇ…」/// 京太郎「………っ」 久「まーたやってる…」 咲「クスクス」 京太郎「(部活終わった後ちょっと残れ)」ブツブツ タコス「………へ?」 ―部活後 タコス「京太郎、なんだじょ―?」 京太郎「何ってさっきの続きだ」 タコス「さっき…? …え」 京太郎「お前が言い出したんだろ?」ギュッ タコス「へえあ!?…も、もう、京太郎は積極的だじょ///」 京太郎「おうそうかもな」チュッ タコス「…へ!?あ!!?あ、ま、待って!!!待って!!」ハアハア タコス「(なんだじょ!?なんなんだじょ!?…京太郎に…キス??…されたじょ!??)」ドクンドクン 京太郎「俺巨乳巨乳言ってるけど貧乳も好きなんだぜ」サワリサワリ タコス「…はあっ…んっ…はっ…はあっ…」 京太郎「ふふっ、今起こってる事が把握できないって顔してるな」 京太郎「でもお前が言ったんだぜ?」チューモニュモニュ タコス「お、おかしいじょ!!京太郎、なんk…んんー!!!!」 京太郎「………」チュッチュッ ──── ─── ── タコス「………っ…~~っ…」 タコス「………はっ!!」ガバッ タコス「はぁ…っはあ……はあ……」ドクンドクン タコス「ゆ、夢、か、じょ…、なんかひどい、夢だったじぇ…」ドクンドクン タコス「は、ははっ京太郎が襲ってくるなんてありえないじぇ!!」ケラケラ タコス「学校の支度しなきゃっ」 タコス「ひあっ?…………へっ……へ!!??へええ!??」 タコス「お、おまたが濡れてる……?」 タコス「う、うそだじょ!!そんなはずないじょ!!?もう高校生だじょ!!!」 タコス「うわああうそだじょうそだじょ!!」ガバッ タコス「………ほえ?布団までは濡れてないじょ……」 タコス「……と、とりあえずパンツはき変えないと!!」ヌギッ タコス「……」ツー… タコス「はえ?………糸引いてるじょ………はえ!??う、うそだじょ!!!!??」 タコス「なんでだじょ!?なんでだじょ!?……は、発情期かしらっ///」 タコス「…………まさか、だじょ」 ―部室 タコス「ただいま片岡優希参上!!!だじぇ!!」 咲「あ、優希ちゃんおはよ!」 和「おはようございます」 京太郎「よおタコス!!」 タコス「おあっ!!……」ビクッ 京太郎「……………ん?どした?」 タコス「………な、なんでもないじぇっ」ドクンドクン タコス「………さ、さあ今日は勝たしてもらいますじえみんな!!」 和「ふふっじゃあ始めましょう」 ──── ─── ── タコス「……はああ~もう全然勝てないじょ~!!つまらんつまらん!!」 咲「優希ちゃん、今日はなんか調子悪いね」 タコス「うう~腹減ったじょ!!!京太郎、タコス!!」 京太郎「ねえよ」 タコス「……うっ…」ビクッ 京太郎「…お?」 京太郎「つっても俺も腹減ったなあ~、優希、放課後に食いにいこうぜ!!」 タコス「え?……あ、あぁ、うん………」 ──── ─── ── 店「毎度~」 タコス「はむはむ…んんん~!!おいしいじぇえ!!」 京太郎「あぁ、やっぱ三つは買い過ぎたな…腹いっぱいだ…いるか?…食いかけだけど」 タコス「ん?いrっ!………い、いやいいやっ」 京太郎「お…?いつもは勝手に奪ってくくせに」 タコス「い、いいんじゃいいんじゃ!!もう満足だし!!」 京太郎「なあ、今日なんかお前変だぞ?…大丈夫か?」 タコス「…………うぅ……」 京太郎「やっぱタコス成分が足りねえんじゃねえか?ほら食え!」 タコス「い、いぃやじゃ!!いいってば!!」 京太郎「ほれほれ!」 タコス「んん~!!」 チャリンチャリン 京太郎「おわ!??」 タコス「うひや!??」 サッ タコス「あ、危なかったじょ」 京太郎「おわ、おわ、たす、たすけ」プルプル タコス「え」 京太郎「うわああああ!!!」 タコス「えええええ!!!」 ドサッ 京太郎「……………」 タコス「……………」 京太郎「………す、すまん…」 タコス「………ぁ……ぇ……」ドクンドクン 京太郎「………お、おいなんか言えよ」 タコス「………はっ……ぁ…ぅ…」ドクンドクン 京太郎「いつもみたいになんか言ってくれないとこう、シマんないだろ…」 タコス「……はぁっ………はぁっ……」ドクンドクン 京太郎「お、おい…!!なに息荒くなってんだよ」 タコス「………はぁ、…はあっ…はあっ……」ドクンドクン 京太郎「ち、調子狂うぜ全く!!」サッ 京太郎「……………あ、そういうギャグかっ!!わかりづらいわコラっ」 タコス「………っ……っ…」ドクンドクン タコス「(な、なんだじょ、デジャヴュだじぇ…!!このままいくと、京太郎は…!!)」ドクンドクン 京太郎「………ははーん」 京太郎「おいタコス!!」 タコス「ひぐっ…!!」 京太郎「実はな、大事な話があるんだ」 タコス「…………っ」ドクンドクン 京太郎「俺、お前の事好きだ」ギュッ タコス「っっっ………!!!」ドクンドクン 京太郎「本気だ」ギュー タコス「………ぁ………が…き………京太郎………」ドクンドクン 京太郎「………おう、結婚しよう」ギュウーッ タコス「……ぁぁっ…だめ………だって………………」プシュー 京太郎「…………お?」 タコス「…っ……っ……っ……」ビクンビクン 京太郎「え」 京太郎「お、おい大丈夫かスマン!!ちょっと強くしめすぎた!!」 タコス「…………」ビクンビクン 京太郎「おい!!!しっかりしろ!!」 ──── ─── ── タコス「はっ……」ガバッ タコス「な、なんだじょ」ハアハア タコス「二度寝…してしまったのか…じょ…」 タコス「…………」サワリ ヌルヌル タコス「うぅ………っ…私……」 タコス「………くやしいじょ………」クチュクチュ 完
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菫「どうした、今日の対局はらしくなかったじゃないか」 照「……そんなことない」 菫「今の間が何よりの証拠だ。それに、あんな失点も珍しいしな」 照「だとしても、きっちり点数は稼いだから……問題ない」 菫「そうか……すまない、心配だったんだ」 照「心配?」 菫「お前があんなに感情を見せて打つのを見るのは初めてだったから」 照「……」 照(竹井……上埜、久) 照(京ちゃんの……) 京太郎「照ちゃん、一緒に学校行こうぜ」 照「うん」 京太郎「照ちゃん、また本読んでんのか?」 照「うん」 京太郎「照ちゃん、一緒に帰ろうぜ」 照「うん」 「なんでお前らそんな仲良いの?」 京太郎「なんでって言われても……ただ一緒に登下校してるだけのような……」 「いいやちがう!」ダン! 京太郎「うわっ」 「宮永のあの顔見ろよ! 俺らに向けるのと全然違うよ!」 京太郎「……そう?」 「そうだよ……すっかりポスト上埜じゃん」 京太郎「そんなつもりはないんだけどな」 「とにかく!」 京太郎「なにさ」 「羨ましいから爆発しろ」 京太郎「無茶言うな」 京太郎「あ、照ちゃん」 照「京ちゃん、奇遇」 「……」ビクビク 京太郎「……このちっこいのだれ?」 「ち、ちっこいのじゃないです……」ビクビク 照「妹。これから図書館に行くとこ」 「み、みやながさき、です」オドオド 京太郎「ふーん、そういや妹いるって言ってたっけ」 照「その通り。私はお姉さん」エヘン 京太郎「それはわかったけど、ここでなにしてんの?」 照「だから、図書館に行く途中」 京太郎「いや、図書館こっちじゃないからな」 照「……ちょ、ちょっと寄り道を」 京太郎「つまり迷子な」 照「……違うもん」 京太郎「いいや、違わないだろ」 咲「け、けんかは……」 京太郎「まあいいよ。暇だし、送ってく」 京太郎「はい、ここが図書館です」 咲「おっきい……」 照「私にとっては馴染みの場所」 京太郎「なんで馴染みの場所に行くのに迷うんだよ」 照「……たまによくあること」 咲「たまによくある?」 照「もしくはよくたまにあること」 咲「よくたまにある?」 京太郎「どっちでもいいけど、たまには余計だな」 京太郎「じゃあ、俺行くぞ」 照「え、行っちゃうの?」 京太郎「だって俺、図書館に用事ないし」 照「……」ジー 咲「……」ジー 京太郎「うっ、そんなじっと見るなよ」 照「……」ジー 咲「……」ジー 京太郎「わかったよ……入ればいいんだろ」 京太郎「ふわぁ……眠」 照「……」ペラッ 咲「……」ペラッ 京太郎「姉妹揃って本の虫か……」 京太郎「久ちゃんとはこんなとこに来なかったからな」 照「……」ピクッ 京太郎「……元気かな、久ちゃん」 京太郎「ふわぁ……zzz」 照「久ちゃん……だれ?」 京太郎「zzz」 咲「zzz」 照「二人共寝ちゃった……」 照「やれやれ、まだまだ子供」 京太郎「ん……久、ちゃん」 照「……また」 京太郎「絶対、忘れないから……」 照「……京ちゃん」 照「今、ここにいるのは私なんだよ?」 照「……んっ」チュッ 照「あ……跡、残っちゃった」 京太郎「ん……」 照「あ、起きた」 京太郎「……寝てた?」 照「もう夕方」 京太郎「マジか……」 咲「zzz」 京太郎「こっちはまだ寝てるな」 照「まだまだ子供」 京太郎「……跡残ってる」 照「――っ」 京太郎「服の跡、くっきりだ」 照「……」ホッ 京太郎「どうかした?」 照「ううん、なんでも」 京太郎「ところでさ」 照「なに?」 京太郎「なんでさっきから顔そらしてんの?」 照「――っ、知らないっ」 咲「zzz」 京太郎「軽いな、こいつ」 照「私も軽い」 京太郎「何張り合ってんのさ」 照「別に……」 京太郎「そんで、今度は家まで案内すればいいのか?」 照「私の家なのに案内されるのはおかしい」 京太郎「そういうことは迷子にならなくなってから言おうぜ」 照「むっ」 照「……久ちゃんってだれ?」 京太郎「あぁ……照ちゃんが学校に来るまでいたやつだよ」 照「仲、良かったの?」 京太郎「まぁな……あ、もしかして俺らの武勇伝聞きたい?」 照「……うん」 京太郎「よしよし、なら話してしんぜよう」 京太郎「とまあ、こんなとこだな」 照「京ちゃんっていたずらっ子だったの?」 京太郎「だれにでもやんちゃな時期はあるもんだって」 照「そうなんだ」 京太郎「楽しかったんだ、久ちゃんと走り回って」 照「……」 京太郎「ま、今は照ちゃんがいるんだけどさ」 照「……ねえ」 京太郎「ん?」 照「私って――」 ――その子の代わりだったの? 照「……ううん、なんでもない」 京太郎「そうか?」 咲「ん……あれ?」 京太郎「起きたか。このねぼすけめ」 咲「わたし……おんぶされてるの?」 照「図書館で見事に爆睡してた」 咲「そうだったんだ……んっ」ピクッ 京太郎「どした?」 咲「お、おトイレいきたい……」プルプル 京太郎「えっ……」 咲「もれちゃいそう……」プルプル 照「咲?」 京太郎「――っ、照ちゃん急ぐぞ!」ダッ 咲「ゆ、ゆらさないでぇ……」 京太郎「耐えろ、耐えるんだ!」 菫「おい、大丈夫か?」 照「ん、ちょっとボーッとしてた」 菫「……本当になにもなかったのか?」 照「大丈夫、なにもなかった」 照「だってこれは……」 照(私の身勝手な、嫉妬) 照(一緒にいたのが羨ましくて、一緒にいるのが妬ましかった) 照(そんな資格なんてないのに……) 照「菫、ありがとう」 菫「……やっぱり熱でもあるのか?」 照「そういえば風邪ひいてた」ズビッ 菫「まったく……戻るぞ」
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久「大会が近くなったし、そろそろ県予選出場校の分析資料出しときたいんだけど……生徒会の仕事が忙しくて、ちょっと手が回らないのよねえ」(コマッター 京太郎「へー……えっと、スジの基本になるのが147、258、369で――」(龍門渕印の麻雀指南書パラパラ 久「…………咲や優希には頼めないし、和に任せたら……『そんなオカルトありえません!(裏声)』とか言って、そういう要素抜きのデータ出してくるでしょうし、まこは実家の手伝い……」 京太郎「声真似上手ですね、部長」 久「………………というわけでこの任務、須賀君に丸投げしたいと思いますっ!」 京太郎「…………人をこき使おうっていう……痩せた考え」(ざわ……ざわ…… 久「顎削るわよ?」(ジト目 京太郎「――――ク、ククッ、ヤだな部長の頼みを断るわけないじゃないですかっ……!やりますっ、やらせてください……!」 京太郎、身を翻す……! 服従っ……我が身可愛さの従属……! 久「分かればいいのよ、分かれば♪」 久「話が進むにつれて無駄に広がりそうな人脈を駆使して、最高の資料を作ってちょうだいね、須賀君!」 京太郎「ういーっす」 【ミッション内容】県予選出場校の要注意選手を調べろ! 京太郎「さて、まずはどこの学校の資料を作るか……」 京太郎「――――というわけで、各校の要注意選手のデータを作らなきゃいけないんですよー」 智紀「そう……」(パソコンカタカタ 一「それで真っ先に龍門渕へ来たのは、僕たちが一番の難敵って考えてるから……かな?」 京太郎「…………」 一の問いに京太郎、静かに立ち上がる……。 一「返答次第じゃ……透華が悲しむんだけどな」 やはり最後は戦う運命にあるのか……。 寂しげに笑う一に、京太郎が選んだ行動……それはっ………………土下座っ! 地を蹴って跳躍、さらに体を激しく回転っ……回転っ……さらに回転っ! 京太郎「……お願いしますっ!」 一「く、空中で三度も身を捻って、こっちの足下へ滑り込むように土下座してきたっ!?」 智紀「う、美しい……」 純「いや、少しは躊躇えって……つーか、さっきのホントに土下座なのか?」 空中で身を捻り終え、その回転を着地で殺すことなく推進力に変換、そして土下座の態勢のまま一の足下までスライディングしての懇願……! 響き渡るブレーキ音……焦げた床の臭いが漂う。 京太郎「透華さんを悲しませるようなことはしません……だから、どーかっ!」 圧倒されるっ……これがスライディング土下座の完成形……! 衣「待たせたな、京たろー!今日も手慰みに遊んで…………えう?」 透華「まったく、どうしてこういう日に限って面倒な用事が……コホンッ!遅くなりましたわ、さあ京太郎っ、今日もビシバシ鍛えて差し上げますから心して…………ふぇ?」 一「あちゃー」 京太郎「あ、衣さんに透華さん。すみません、今取り込んでたとこなんですよ」 透華「え?え?どうして京太郎が一の足下に這いつくばってますの?」(アホ毛クエスチョン 智紀「…………透華のことを悲しませるかどうかという一の質問に、そんなことはしないと言って京太郎が土下座をしたところ」 透華「え、あの……私を悲しませないと言って土下座、って……それって――――えぇっ!?」(ボンッ 衣「おぉ、トーカの顔が曼珠沙華の色になったぞ!」 純「いや、いろいろ説明をはしょり過ぎだろ」 智紀の杜撰な説明による早とちりに気付いた後、透華が京太郎から点数を毟り取ることになるのだが…………果たして悪いのは誰だったのか。 ――――一夜明けて 【清澄高校麻雀部】 京太郎「で……でき、ましたよ部長……」 久「えっ!?い、一日でやっちゃったの!?」 京太郎「透華さんが……寝させてくれなかったから……」(フフッ…… 久「ぇ……えぇーっと、かなり聞き捨てならないこと言った気がするけど、たぶん含みはないんでしょうね」 久(咲に聞かせたら、『京ちゃんの不潔ー!』とか泣きながら出てっちゃうわね、うん) 京太郎「え、と……?」 久「あー、いいの気にしないで、こっちの話。それじゃ、作ってくれた資料、預かるわ」 京太郎「ククッ……どうぞ」(ざわ……! 久「なんで資料渡すのにシリアスモードになってるのよ……」 京太郎「じゃあ俺……部室のベッド、使わせてもらいます……ね」(朽木の如く 久「はいはーい……おお、さすが龍門渕のお嬢様が関わっただけあって、よく調べられてるわー…………フムフム、ホムホム」 久「うん、龍門渕のところでお茶を濁してるのがあれだけど……まあ、それぐらい全然許せるデータが集まったわ!」 久「フフ……勝てる、県予選これなら勝てるわ!――――て、あれ?須賀君の胸元から何か覗いてる……」 久「これって………………」 【個人的要注意選手データ】(ズッシリ 久「須賀君ってば……やるじゃない。まさか、学校としてだけじゃなくて個人のデータまで調べてきてるなんて!」(すばらっ 久「これはもう、ご褒美をあげないと申し訳ないレベルね……どらどら」(涙フキフキ 久「『―――が、風越の深堀純代選手にも焦点を当てるべきかもだが、いかんせん彼女は人を選ぶと思われるので、今回は検証を見送る。よって、何よりも注目すべきは鶴賀高校である。県予選出場記録もない無名校だが、その戦力はおそらくあの風越の福路美穂子選手に匹敵し得る逸材が揃っていると思われる』……?」 久「な、なんですって……うちと同じ無名校に、そんなダークホースが……!?」 久「つ、続きは……!『特に気になるのが、部長と見せかけて実は部長ではない加治木ゆみ、妹尾佳織の両名。麻雀歴こそ浅いが一方は冷静な観察眼、もう一方は信じられない幸運での和了りを繰り返している。やはりかねてより提唱していたオモチの大きさが雀力向上に買っているという説が現実味を帯びてきたのではないか』…………ん?」(ナンカオカシイヨ? 久「…………『そして最後に彼女を忘れてはならない。驚くべきことに、鶴賀には選手として登録されていながら、その存在を知覚できない恐るべしオッパイの持ち主がいるのだ。彼女の名は東横桃子……和や福路美穂子選手のオモチと並んだ時、県予選に必ずや嵐が巻き起こるであろうと俺は直感――』」(グシャリッ 久「………………大真面目になんてもの作ってんのよ、キ・ミ・はァァァァァァァァァッ!?」(丸めた紙をペーン! 京太郎「リナリー!?」 久「まったく、感心して損したわ!!」 だが後に、京太郎のこのオモチ分析がそう当たらずとも遠からずであることが実証され、一度本気で彼の思うままに全国の選手を調べさせてみようか――と、久が頭を抱えたのは別の話。 終われ!
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京太郎(よほど誉められて恥ずかしからか……) 京太郎(あれから弘世先輩は浴びるように酒を飲みだした) 京太郎(正直、ハイペースすぎて大丈夫かとも思うけど……) 京太郎(和と辻垣内先輩がいるから多分、大丈夫だろう) 京太郎(憧のやつは、スースーするからと避難を開始していた) 京太郎(確かにアイツのスカートはやや短いし、仕方がないだろう) 京太郎(正直、生足を見てるとムラムラする。色々思い出して) 京太郎(……仕方ないよな、男だもの) 京太郎(俺は今、台所にいる) 京太郎(結構作ったと思うんだけど……酔っぱらいの胃袋をナメてたらしい) 京太郎(……んで) 京太郎「シロさん」 白望「……何?」 京太郎「そんなにジロジロ見られたら、集中できないんスけど」 白望「そっか」 京太郎「そうです」 白望「……」 京太郎「……」 白望「……」 京太郎「……」 京太郎「だからって、チラチラ見られてもおんなじっすからね!?」 白望「京太郎は、注文が多いなぁ……」 京太郎「……つーか」 京太郎「そんなに面白くないでしょ、人が料理するとこ見てても」 京太郎「悪いけど、あんま応対とかできないんですよ。こういうときは」 白望「テレビだとしてるのに?」 京太郎「ありゃあ……テレビ用です」 京太郎「仕事じゃないんですから、仕事みたいなことはさせないで下さいよ」 白望「……」 京太郎「……俺、シロさんとこまで」 京太郎「そういう、仕事モードを持ち込みたくないです」 白望「……どういう意味?」 京太郎「あー」 京太郎「なんていうかここ……落ち着ける場所であって欲しいんですよね」 京太郎「……いや、仕事は仕事で楽しいし」 京太郎「やってるときは自然で、無理とかしてないですけど」 京太郎「……なんつーか」 京太郎「やっぱり、オンとオフは分けたくなっちゃうんですよね」 京太郎「多分どっちもそのままで、イケるんだろうけど……」 京太郎「憩さんに『気付かない程度でもストレスがたまっていくのもあり得るし』」 京太郎「『オンとオフ、意識して分けてもええかもねー』って言われたんです」 京太郎「まあ、正直好きでやってるから……分けなくても大丈夫だとも、思うけど」 京太郎「実際、変に悩みっぽくなってたとこありますからね」 白望「んー……」 白望「まあ、なんでもいいけど」 白望「私は別に……ダルくない」 京太郎「……?」 京太郎「どういう意味っすか?」 白望「こうして、京太郎が料理してる音を聞くと……落ち着く」 白望「包丁の音が……京太郎の動く音が……」 白望「あの頃みたいで」 京太郎「あー」 京太郎「俺も、落ち着きますよ」 京太郎「シロさんが後ろにいるって思うと……」 京太郎「あの頃のこと、思い出して」 白望「……そうか」 京太郎「そうっすよ」 京太郎「色々ありましたよねー……あの頃」 京太郎「1ヶ月ぐらい経って、GW明けに」 京太郎「弘世先輩から『お前は信用できそうだからシロ係だ』って」 白望「あったあった」 京太郎「なんじゃそりゃと、思いましたよ」 京太郎「それまで、塞さんと胡桃さんがやってたんですよね」 白望「……高校の頃からの付き合いだったから」 京太郎「仲良し凸凹トリオって感じのあのムード、俺は好きでしたね」 セーブ役に見えて意外と天然で抜けている塞。 やや生真面目でツッコミ役ながらも、誰かを弄るくらいの遊び心のある胡桃。 悪くない、友人たちだ。 ……かけがえない親友とまで思っているが、間違いではないだろう。 白望「どこでも私はトリオか……」 それでも、素直ではない言葉が飛び出した。 自分はかなり直接的な質であるが、 なんというかこういう……友情とか思いやりとか、そういう舞台にあげられると、 柄ではないのではないかと、恥ずかしくて誤魔化してしまう。 あまり表情に出ずに……また自分自身隠していることもあって、 今のところ、それを誰かに気付かれてはいない。 ……いない筈だ。 京太郎「それぐらい、シロさんに魅力があるってことじゃないっすかね」 だから、続いた彼の言葉に、内心口から心臓が飛び出しそうになった。 すぐさま聞き返せた自分を、偉いと誉めてやりたいぐらいだ。 白望「魅力?」 京太郎「なんていうかシロさん、悪いことしないじゃないですか」 715 名前:1 ◆rVyvhOy5r192[saga] 投稿日:2013/10/06(日) 23 16 29.29 ID hfCkd6H8o [2/2] 白望「……どういう?」 京太郎「なんていうか、加減が絶妙なんですよ」 京太郎「誰かを苛立たせたり、煩わしく感じさせたりしない」 京太郎「面倒くさそうに色々やる気ないけど……」 京太郎「そのせいで誰かがシロさんに怒ることとか、苛々することってないですよね?」 京太郎「それでいて、時々気の利いたフォローをするんだから」 京太郎「なんていうか、正に絶妙っすね」 人をそんなに、タラシのように言わないで欲しい。 別に計算して、そういうことをしているわけではない。 なんとなく、そうしているだけだ。 誉めているつもりなのだろうが、須賀京太郎というのはどこかズレている。 基準が判りやすい、“常識”だとか“仕事”なら無類の気配りを発揮するのだが、 どうにも個人的なことになると、彼は正着に辿り着けなくなる。 だから、一人一人感性の異なる恋愛は、彼が最も不得手とするところだろう。 オールラウンダーであって、特化型ではないのが彼だ。 京太郎「……俺も」 京太郎「シロさんに、お世話になりましたからね」 白望「……性的な意味?」 京太郎「……それ、どんな答え求めてるんですかね」 白望「ムラムラした?」 正直、スタイルには自信があった。 塞のような見事なウェストやヒップラインをしてはいないが、 バストの方は、かなりのものなのではないだろうか。 須賀京太郎が、そういうものが好きだと聞いたときは、 夜布団の中でガッツポーズをした――気分で眠った。 一人で夜に布団の中でガッツポーズとか、不審者じゃあるまいか。正直、色々ダルい。 さて、それだというのに彼と恋仲になることはなかったのである。 「自分がいなきゃ駄目だ」「放っておけない」と思わせることが、 上手く成り立つ男女のテクニックだと何かで見聞きした覚えがあるが、 別に自分は、そんな計算をしているワケではない。面倒である。 一体何が原因かと、自分の体には実は魅力はなかったのかと、 そんな風に考えつつも口に出したつもりであったが――出てきた言葉はこれだ。 やや恥ずかしかったし、色々悩むのが手間だったためにこうなったが、 これでは却って恥ずかしい思いをする言葉である。 ……まあ、いいか。 こういう話題を振ったあとの彼は、可愛いのだから。 京太郎「……そーゆーのはやめてくださいよ」 京太郎「シロさんみたいな、女の人がしちゃいけない物言いです」 知ってるよ。 困ったように笑いながら、口を尖らせ説教を始める彼。 なんというかこの、年下なのに背伸びをしようとしているところが、可愛い。 それで失敗したり、空回りをしたりして、肩を落とすのも中々に微笑ましい。 頼りがいがあるのは知っているが、どこか抜けている。 何もかもを完璧に消化しそうでありながら、その実完璧には至らず、そつなくこなす器用貧乏。 慣れた相手にはぶっきらぼうそうに振る舞いながら、その実非常に気にかけていて、 軽薄そうな見た目だけど真面目で、 穏和そうでありながら激情家で、 天才肌に見せかけた努力家だ。 そういうのを含めて、小瀬川白望は彼を好ましいと思っている。 京太郎「……まあ」 京太郎「どうせシロさんのことだから、判ってて悪ノリしてるんでしょうけど……」 白望「バレた…………?」 京太郎「あー、もー! やっぱり!」 その、ちょっと不貞腐れた顔も中々、可愛らしいものがある。 京太郎「だぁー、もう」 京太郎「人が真面目な話をしてるんだから、茶化さんで下さいよ」 白望「ダルいからパスで」 京太郎「ひでぇっスよ!」 だって本当に、ダルいのだからしょうがない。 彼は――どういう理由か判らないが――自己評価が低い。 どういう理由か判らないと言ったが、察しはつく。 恐らく、一番努力を費やしたであろう麻雀で大成できなかったからだ。 正直、若手13位では大成と言ってもいいだろう。 世間では……ああいや、ネットはともかく……強い麻雀プロ。一握りの頂であるし。 また、白望から見てもそうだ。 だけど彼は、自分が凄いということを理解――いや、実感しようとしない。 その理由は、判りきっていた。 まず彼は、あの清澄高校の出身だ。 強いというものがどういうものかという指標が、彼が初心者の内に刷り込まれた。 そして己が努力をいくら積んでもそれに至れてないので、引け目やコンプレックスを感じているのだろう。 判りやすい例えで言うなら。 最初にカブトムシを見せる。 固くて、力持ちで、華があって、かっこいい。 そして次にゴキブリを見せて、これが貴方ですと言われたようなものだ。 ゴキブリは、条件が揃えばカブトムシ並みに、自重に対する仕事量を発揮する。 つまりは、カブトムシ並みの力持ちだ。 そして、カブトムシにはない速度がある。 仮に人間と同スケールだと換算すると、一歩目から時速300キロを超える瞬発力。 さらには頭を切り落とされても活動し続ける生命力。 昆虫なのに群を作り、子供を育てあうという、蜂や蟻のように高度なその社会性。 驚異的な繁殖能力や、また、知能もある。 つまり、実質的な種としての能力では――圧倒的にゴキブリが上をいく。 性能の殆どは、ゴキブリはカブトムシを超えている。 だけれども、ゴキブリはゴキブリなのだ。 生まれながらのカブトムシと、努力してゴキブリになったもの。 ……大抵の人はカブトムシを選ぶんじゃないだろうか。 ゴキブリの方が強かったとしても。 なんとなく気持ち悪いとか、取り合えず見かけたらブッ殺すとか、 厚かましい生き物だな、さっさと死ねよとか……抜きでも。 だから彼は、自分が強いと認識できないのだろう。 イメージの中の、理想とする、自分の知っている――強者と己がかけ離れすぎていて。 別に、そんな風に彼の心を清澄高校が歪めてしまったという話ではない。 単純に、彼女たちの華に魅せられてしまったのだ。 それはあまりに衝撃的で、最初の憧れとして彼の心の一番奥に灯された。 ……自分はそうはなれないと言うのに。 さながら、“花魁鳥(エトピリカ)”に憧れる“人鳥(ペンギン)”だろうか。彼は。 どれほど地上を速く駆けられようが、どれだけ水中を自在に動けようが、 いくら強力な膂力を身に付けようが――彼が欲しいのはそれではない。 彼はただ、空を飛びたかったのだ。 鳥といえば、飛ぶ鳥を思い浮かべるように――。 強いといえば何かと、そんなイメージが出来上がっている。 ……尚。 今の彼は、脚力が発達しすぎた結果羽ばたきなしで離陸滑走と短距離滑空をしてる状態である。 充分、凄い。むしろ怖い。 なんというか。 人鳥が頑張り過ぎたら、飛蝗の脚力を手にいれました……みたいな。 でも、本来のフィールドではないので、自在に活動できません……みたいな。 そんなのが、彼だ。 白望からしたら、オカルトの方がまだ判る。 自分自身、そういうツキとかジンクスを持っているから……。 彼の打ち筋を理解はしているし、納得もしているが――常識を外れている。 総てを分析し、吟味し、演算し、列挙し、勘定し、推理し、試行し、実行する。 余程異常だ。頭の中は、どうなっているというのか。 飛蝗の足を生やしたペンギンを想像して、ちょっと気持ち悪いと思った。 オカルトやツキというのは、その生き物が生まれつき持った特性だ。 だから、あっても……それはそういうものかと納得が行く。 でも、彼のそれは違う。 後発的に得た――――一切のツキとオカルトに寄らない、技術の極致。 理論上は存在するが、可能かどうかまた別な努力の結晶。 本来は持っていなかったのに……。 必要だと、鍛練で“眼”を得て――。 重要だと、錬成で“爪”を得た――。 そんな、ペンギンである。 鷹の瞳を持ち、虎の爪を持ち、飛蝗の脚を持つペンギン。 それが彼だろうか。キモい。 ……で、だ。 そんな気持ち悪さは放っておこう。 キメラ生物、オカルトスレイヤーは忘れよう。 彼の心には、原風景としてそんな麻雀の強さのイメージが染み付いた。 それが彼の夢であり、理想である。 あくまでも彼は、上空を自在に飛び回りたかった。 大空に悠然と翼を広げたかった。せめて耀く美しい羽が欲しかった。 望むのは――羽ばたく鷹や、美しい翼を広げる孔雀や、大空へ飛翔する禿鷲だ。 決して眼だけの鷹や、爪だけの虎や、脚だけの飛蝗ではない。 そこに至れない自分に対して――本当に本当にどうしようもない無意識の底にて、彼は劣等感を抱く。 でも、彼はそれに納得し始めた。 そんなに歪でも、そこに至るための努力に価値を見出だした。 それでも狩りができるからと――彼は顔を上げた。 そして、粉々に砕かれた。 あらゆる能力を理解し、完全に再現する。 そこに、己の打ち手としての力は介されない。 使い捨てのコピーカードの如く、オリジナルの正確無比なる複製を、湯水のように使い捨てる。 そこに感傷は存在しない、静かなる激情の態。 彼の後輩――夢乃マホだ。 自らが、よかれと思って彼女を鍛えた。 少しでも力になってやりたくて、頭を抱えて共に歩んだ。 己を慕ってくれる純真な瞳に、一緒に笑い、彼女に“その先”を託した。 京太郎にとっては初めての弟子で、麻雀部の後輩で、かつての自分より初心者な妹分。 そんな彼女の羽化の為に、飛翔の為に――京太郎は努力をし、育成した。 見事彼女は翼を広げて、 京太郎『……俺、悔しいです。情けないです』 京太郎『俺がしたことが、マホをあんな風にしちまった……』 京太郎『あんなに笑ってた奴から、笑顔を消しちまった……』 京太郎『麻雀を楽しまずに、ただ打つだけの魔物にしちまった……』 京太郎『そんで……』 京太郎『俺じゃあ、あいつの仮面を――砕くこともできなかった』 京太郎『俺の力じゃ、ただの人間じゃ……』 京太郎『あいつを止めてやるどころか……踏みとどまることもできなかった』 京太郎『俺……何もできない、自分が悔しい……!』 人間性を、置き去りにした。 恐らくそれが決定打となったのだろう。 唯でさえあのときの彼は、眼精疲労を指摘され、視力低下に悩まされていた。 そんな時期に、己が可愛がってた後輩を、己を理由に魔物としてしまったのだ。 衝撃には十分過ぎた。 夢乃マホの力は、それまで分析した総ての特性を保存し、自在に使用すること。 一度使った能力を、同じ対局中に使用することはないが……。 『オカルトを組み合わせて使うことができる』。 京太郎は、「あいつの自意識を取り除いた分、もう一つ使うスペースができたのではないか」。 そんな風に呟いていた。 とにかく――彼は荒れた。 正確に言うなら、折れて擂り潰されたというところか。 まあ、唯でさえ身体的に限界でストレスが溜まっているところに、 よかれと思った超裏目に、自分が増やした“手札(カード)”による蹂躙のコンボだ。 耐えられなくても、仕方がないだろう。 ちなみに、白望を含めて誰かを頼るという選択肢はなかったらしい。 彼の最強の仲間、魔物級である宮永咲はプロであるが故、新人の多忙さで呼べず。 生半可なオカルトでは、有利な特性を持つ手札を当てられる。 臼沢塞は、最も彼が頼りたい相手だったろうが……。 強力な能力を封じるとその代償として彼女に与えられる疲労を鑑みて、彼は塞には声をかけなかった。 そして彼は、原村和と共に夢乃マホへと戦いを挑んだ。 結果は、言うまでもないだろう。 大学時代はともかく、今の3位――荒川憩ならどうにかできただろう。 それほどまでに、ランキング3位は洒落にならない強さのプロだ。 あのとき憩がそれほどまでに完成されていたら――結果は異なったかも知れない。 言っても、せんのないことだが。 ……まあ。 彼には、色々あったのだ。 辛いのなら……能力――つまりその記憶を思い出させてしまう自分は暫く近付かず、 そっとしておいた方がいいかと思った自分とは対照的に、新子憧は彼の世話を焼いた。 それから某かあった後に、憧の高校時代の教師――師匠――が、 彼のリハビリに付き合った結果、須賀京太郎は立ち直ったらしい。 実に色々あって……。 一歩引いてしまった自分は、それに立ち会えなかったけど――。 京太郎「……? なんですか?」 京太郎「俺の顔に、何かついてます?」 今はどうも、こうして立ち上がってくれているから、いいが。 心なしか、笑顔が前より良くなった気がする。 それほどまでに、何か良いことがあったというのか。 嬉しいし、京太郎のこの顔は……なんとも実に、微笑ましい。 実に様々な言葉を労したが――自分は彼の、快活な笑みが好きであった。 白望「いや……」 白望「あのときは、組み敷いてくれたな……って」 京太郎「……ブッ!?」 白望「いくら追い詰められてたとは言え……」 白望「京太郎が、女を押し倒すなんて……」 京太郎「……」 京太郎「……内緒にしてて下さいよぉ」 白望「あれは……本当に驚いたなぁ」 白望「『俺にもう、構わないでくれよ』」 白望「…………からの」 白望「それでも心配でちょっと引き留めたらまさかの…………」 白望「『今の俺は、何をするか自分でもわかんねーんだよ』」 白望「だから」 京太郎「……」 京太郎「あわあわあわあわあわあわあわわわわわ」 京太郎「あのときの俺はどうかしてたんですやめて許して下さいごめんなさい」 おもいっきり床に、力付くで組み伏せられて。 その、見たことない京太郎への恐怖から何か咄嗟に身を捻って逃げ出そうとしたら、 まさかの、後ろから覆い被せられて、首筋に歯を立てられるとは。 危うく排卵するところだった。 シャツのボタンは外されるわ、首筋舐められるわ、鎖骨に顔を埋められるは……実に色々あった。 まあ、結局は。 それ以上は触れられず、顔面を蒼白にして、謝り倒しながら、転がるように逃げられたが。 あのとき排卵して、おまけに行為に突入してたらどうなってたのか。 ……確実に我が家に主夫が増えただろう。 京太郎「本当に許して下さい最低なことをしました俺は生まれついてのクズです」 京太郎「いっそ殺して下さいごめんなさいどうか本当にごめんなさいなんでもしますから」 白望「前に、水に流したのに……ダルいなぁ」 余程その、レジェンドのリハビリ教室とやらの効能は灼かだったのだろう。 心を“あらたに”、立ち上がった須賀京太郎。 一皮も二皮も剥けた男になっていた。 性的な意味じゃないが、性的な意味も含むかもしれない。 なんか失恋とかして成長してそう。 そんな、新生須賀京太郎。通称、スーパー須賀。 で、その八百屋みたいな京太郎は。 戻ってくるや否や、直ぐにその膝が折れた。彼はいきなり膝をついた。 そんで、謝罪の嵐。謝罪に次ぐ謝罪。 エターナル謝罪。エターナルレクイエム謝罪。 そりゃあもう、言えば腹切りでもエンコ詰めでもやりそうであった。 白望「ん……?」 ちなみにその、謝り続ける京太郎を見て。 ここで逆に押し倒したら、謝るのやめるのかなぁ……なんて思った。 そのときの、謝っていた状態から間をおいて一変する須賀京太郎の、その顔を想像しだして、 なんとも彼を組み敷いてみたいと考え初めていたのは内緒だ。 こっちでは、排卵はしてなかったらしい。どうでもいいが。 白望「……今」 白望「何でもするって言った…………?」 京太郎「……はい」 まったく、可愛らしい奴だ。相も変わらず、そこだけは確か。 だから―― 白望「……それじゃあ」 白望「そうだなぁ……」 白望「――『一緒に料理を作ろう』か」 京太郎「……へっ」 白望「………………何……?」 京太郎「いや、そんなのでいいんですか……?」 白望「………………」 白望「…………それとも」 白望「……それ以上のことが…………したい?」 京太郎「……うっ」 京太郎「そ、そんなわけないじゃないですか!」 京太郎「俺は紳士なんだから!」 白望「……ふぅん」 あら、残念だ。 まあ、いいとしようか。 だって、単純に嬉しいのだから。 白望「……“そんなん”、じゃないんだけどなぁ」 白望「京太郎が変わったみたいに…………私も変わった……」 白望「料理……つくれるようになったからさ」 白望「これでいい」 京太郎「そっすか」 白望「そう」 あのときとは違って、こんな風に隣に立てるってのは――。 まあ、悪くないんじゃないだろうか。
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前話 次話 京太郎インタビューその3 前回期せずして清澄高校の素顔を知ってしまった取材班。 SK君に取材すると、我々の知り得ない情報が出てくる。麻雀とは関係無い所だが、非常に興味深い。 今回は、彼から見た他校について窺ってみよう。 今回で三回目になりますが、取材には慣れて頂けたでしょうか? 京太郎「そうですね。現実感はまだそんなに無いですけど、最初よりは話しやすくなったかなと」 一度目でとても流暢に話せていたように思いますが? 京太郎「見た目だけですよ。俺、緊張すると自分でも考えずに喋って余計な事まで話しちゃうタイプなんで」 成程。では、お気に入りエキサイト本の隠し場所は? 京太郎「そんなとっておきの秘密をベラベラ話す程じゃないですよ!?」 冗談です。 京太郎「はぁ……。まぁ、こうやって話上手な人だとつい乗っちゃって口が軽くなるってのもありますかね」 ありがとうございます。それでは、質問に移りますね。 長野県県大会決勝、SK君も記憶に新しいと思います。 京太郎「おお……なんか凄かったですよね。特に大将戦とか」 清澄を除いた3校では、誰が一番印象的でしたか? 京太郎「衝撃的な印象って言えば、やっぱり天江衣さんですね。うちの麻雀部の中でも咲って麻雀ではとんでもない事やってくれるスゲー奴って考えてたので、その咲が最初全然歯が立ってなくて」 その強さに圧倒された? 京太郎「まぁその後またとんでもない逆転してたから、咲ってやっぱスゲー奴だなって思い直しましたけどね」 その高校生らしからぬ容姿と雰囲気から、巷では「ころたん可愛い」「ころたん天使」「ころたん! 最高!」「イエイイエイ! ころたん! 最高!」「オマエもころたん最高と叫びなさい!」ともっぱらの噂ですが。 京太郎「それころたん最高! って言えば出てくる悪魔かなんかですか?」 S君から見てはどうでしょう? 京太郎「はぁ……まぁ高校生らしからぬと言えばそうなんですが、うちにも似たようなのいますしね」 あまりお好みではない? 京太郎「年上なのは分かってますし、可愛いとは思うんですが、好きかどうかを議論すると俺が危ないですから。色んな意味で」 危ない? 京太郎「社会的生命だったり、物理的生命も何の前触れ無く終わったり……いや、やめましょう」 衝撃的な印象で言えば、と言ってましたが、他にも印象に残った選手がいたのでしょうか? 京太郎「そうですね。けどその人達はちょっと麻雀とは関係無い所で印象に残ったという感じなので」 良ければお聞かせ願えますか? 京太郎「えぇー……。じゃあ、どの高校の人から聞きたいですか?」 各校に少なくとも一人ずついる? 京太郎「そんなとこです」 それでは……風越女子からはどなたですか? 京太郎「風越の人だと、主将の福路さんになりますかね」 やはりそのスタイルの良さに見惚れましたか? 京太郎「ええ。存在感はありながら主張し過ぎず、あの人の清楚な美しさを最大限に表現する様は最早芸術てバカ!」 本音が思わず漏れましたか? 京太郎「ノリツッコミですよ!」 そういうことにしておきましょう。 京太郎「インタビュー重ねて遠慮が無くなってきたのはあなたの方では……?」 京太郎「で、何で印象に残ってるかって言うとですね。大会終わってからというものの、うちの部長と仲良くなってるみたいで、バイト先の雀荘で一緒に打っているのを結構見掛けるんですよ」 バイトをなさっているんですか? 京太郎「食いつくとこそこですか……? ええまぁ、女性の従業員はメイド服なんで、俺は執事の燕尾服を着させてもらって」 燕尾服。似合いそうですね。 京太郎「知り合いに比べたらレベルの低いコスプレみたいなもんですよ。それで、会話とかはしなかったんですけど、話し声が聞こえてきたり部長からどういう人か聞いたりで、芯のある優しい人なんだなってのが伝わってきまして。うちの先輩並に料理も美味いと聞きましたし」 料理の出来る子が好きですか? 京太郎「いいですよね、家庭的な女の子。家に帰ってきた時に「お帰りなさい」って温かく出迎えられるのは男の夢の一つですよ」 そうなると、福路さんはS君の理想に近い? 京太郎「それ以上ですね。美人で優しくて家庭的で……、そんな人二次元だけって思ってました」 福路さんと言えば、彼女は珍しいオッドアイを持っていますね。 京太郎「あぁはい。左は赤めですけど右は青いんですよね」 S君はどう思いますか? 京太郎「オッドアイについてですか?」 はい。 京太郎「オッドアイそのものについては、そうですね……。中二心を擽られるワードっていうか」 S君にもそういう所が? 京太郎「男にはいくつになっても決して消えることの無い14歳の部分があるんです」 そんなものですか。 京太郎「そんなものです」 福路さんのオッドアイについてはどうでしょう? 京太郎「んー……。福路さんがそれを普段隠しててコンプレックスに思ってるみたいなのは、あんまり良い気がしないですね」 と言いますと? 京太郎「ほら。俺ってタッパがデカくて金髪だから、軽いとかチャラいとか不良とか思われやすいんですよね」 私共からはとてもそうは思えませんが。 京太郎「話してるとイメージ違ったとかも良く言われます。で、軽いのはいいんですよ。自分でもそんな風に振る舞ってる所ありますし。けどチャラいとか不良とかって、金髪でデカいだけでそんな風に思われるのって良い気はしないですよ」 悪い偏見は気分良くないと。 京太郎「誰だってそうだと思いますけどね。福路さんが片目閉じてるのも、自分がそう思ってるだけなのか周りから言われたのかは分かりませんが、生まれつきの所でコンプレックス抱えて隠してるのだとしたら、周りがちゃんと変じゃない悪くなんかないって言ってあげないと」 S君もそうしてコンプレックスを乗り越えた? 京太郎「いやぁ、俺はコンプレックスって程でもないですし、図太い性格してるから開き直ってるんで。おう文句あっかって感じです」 その言い草は不良っぽいですね。 京太郎「あっはっは」 彼女の右の瞳についてはどうコメントしますか? 京太郎「澄んだ蒼い海のよう……なんてのは洒落過ぎなんで、とても綺麗ですって言いますかね」 鶴賀女子の方ではどなたでしょう? 京太郎「副将の東横桃子さん……まぁ同い年なんですけどね」 …………。 京太郎「? どうしました?」 いえ、あの……どういう方だったでしょう? 京太郎「記憶にすら残っていない!?」 いえ、鶴賀女子の副将と言えば、原村和さん含めた実力派揃いの中で活躍した方なのは知っているんですが、どんな顔だったかが思い出せず……。 京太郎「あー、そこなんですよね。気になった所」 記憶に残ってない事が逆に? 京太郎「いや、うちの部員も記者さんと似たような事言うんですよ。対戦してた和以外は「いつの間に!?」とか「今リーチしてたか?」とか言ってて。対局での流れとか正直分かんないですけど、その俺以上にみんなが東横さんの手を見てなかったんですよね」 ……S君には東横さんの手が見えていた? 京太郎「読めたとかそういうんじゃなくて、何捨てたとかそのレベルですけど……ええ。でも、みんな見えてましたよね? すっとぼけるみんなに、和もそんなオカルトあり得ませんって言ってたし」 ……………………ちなみに、S君から見て東横さんはどんな人でしたか? 京太郎「制服と黒髪で全体的に黒くて、和程目立つタイプじゃないけど、負けず劣らず可愛い子でしたよね」 ……………………そうですか。成程。はい。 京太郎「さっきから反応悪いですけど……どうかしました?」 気を取り直して……龍門渕高校だと、どなたが印象に残ってますか? 天江衣さん以外で。 京太郎「えー……これはほんとに個人的な話になりますけど、いいですか?」 お気になさらず。なんなら一目惚れしたとかの方が記事として面白いくらいあります。 京太郎「いやそういうんじゃないですけど…………。あそこだと、龍門渕透華ですかね」 ほう。副将戦で目立ちたくて目立ってたような振る舞いをしてたあの人ですね。 京太郎「それとは関係無い所でなんですけど、実はうち、長野の決勝で戦った4校で合宿したんですよ」 それは初耳ですね。 京太郎「初めて言いましたからね。で、まあ俺はその時お留守番だったんですけど」 ハブられたんですか? 京太郎「女子だらけのお泊りもする合宿に男連れてけってのも無理があるでしょ……。そんで清澄の部室でネトマしてたり友達と遊んでたりしてたんですが、ある日の朝部長から「須賀君、悪いけどうちにあるパソコン持ってきてくれない?」って連絡が入りましてね」 パソコン。 京太郎「持ってきてって言うから、ノートパソコンとかそういう持ち運び出来る軽いのを想像しますよね?」 ええ、それはもちろん。……ん? 京太郎「その時の俺もそうだと思って、軽い感じで「了解っす」って返したんですよ。で、部室の方に行ってそれらしき物を探したんですが、隅々まで探してもノートパソコンなんて影も形も無かったんです」 おや? 話が不穏な方向に。 京太郎「改めて部長に連絡してみて「パソコンどこですか?」って聞いたら、「いつもの机の上にあるでしょ?」って返されて。けどいくら見てもあるのはデスクトップのあるデカいパソコンだけだったんですね」 まさか……。 京太郎「で、気付いちゃったんですよ。「この人、このデスクトップパソコンを山にある合宿所まで持ってこいと言ってるな」って」 失礼ですが、部長さんは鬼ですか? 京太郎「いや、部長も多分無理だろうなと思って連絡したらかるーく請け負られたもんで、「あ、いけるんだ」って思っちゃったんでしょうね。放心して黙ってたら「あった? じゃ、よろしくー」つって通話切っちゃって、何回か掛け直したんですけど出なくなっちゃって。もうどうしようもないから、合宿所に行く事にしたんですよね」 大会後の炎天下の中、デスクトップを背負ってですか? 京太郎「まぁ、流石に直で歩きは無理なんで、電車とバスを乗り継いでですけどね」 ちなみにその交通費は。 京太郎「? 自腹ですけど」 …………そうですか。 京太郎「えっちらほっちら歩いてって、なんとか合宿所まで持って行って、受け取ってもらった後、そのまま帰ろうとしたんですけど」 待ってください。合宿所で休憩はしなかったんですか? 京太郎「いいえ? 玄関口で渡してそのまま」 ……はい。では続けてください。 京太郎「お互いのディスコミュニケーションのせいとはいえ、流石に疲れて心が荒みそうになって時に、後ろから「お待ちなさいな!」と声を掛けられまして」 ああ。ここで龍門渕さんが出て来るんですね。 京太郎「振り返る前にそうと分かって実際そうだったんですが、その人は腕組んでふんぞり返りながら「見た所疲労困憊の様子ですわね! そのような者を門前払いでそのまま帰らせたとあっては龍門渕の名折れですわ! というわけでハギヨシ。この少年を送り届けてらっしゃいな」と」 やだカッコイイ。 京太郎「ですよね。それで、指パッチンと同時に瞬間移動で現れたハギヨシさんが「承知しました」つってまた消えた後、すぐに黒塗りの長い、見るからにセレブ御用達の車に乗って来たんですよ」 もう色々ツッコみたい事ありますけど、それはいいです。 京太郎「そんで、あれよあれよとそれに乗せられて、現実味の無い車の中で現実味の無い接待を受けたんですよね。運転は別の誰かがやって、ハギヨシさんから直々に」 具体的にはどのような? 京太郎「横になって転がっても余裕で余りあるスペースに、車でこんなの使っていいの? ってぐらい柔らかいソファと、涼しくて気持ちのいい冷房を利かせて、車内冷蔵庫からキンッキンに冷えたジュースを取り出して、ワイングラスに注いでもらったりとか、ですね」 本当にあるんですね、そういうの。 京太郎「白昼夢でも見てて、現実の俺は熱中症で倒れたのかと本気で疑ったくらいですからね。頬抓っても痛いだけだったんですが」 そのように送り届けてもらった事から、龍門渕さんに良い印象を持ったと。 京太郎「大富豪さんの気前の良さって嫌味になることありますけど、あの人の場合は良い方向に発揮されてるなって思いました」 先程燕尾服は知り合いに比べたら、と言っていましたが、もしやそのハギヨシさんが? 京太郎「ええ。もう燕尾服と共に育って来たんじゃないかってぐらいに似合ってる執事さんでしてね。庶民の俺相手でも非の打ち所がない丁寧さで接待してくれたんですよ。かといってお堅い訳でもなくて、むしろちょっとユーモア出してこっちを楽しませてくれたり」 執事となるべく生まれてきたかのような人ですね。 京太郎「俺もそう思って似たような事言ってみたら「当然です。私は龍門渕家、透華お嬢様にお仕えする為に生を受けた身ですから」って」 そんな漫画みたいな。 京太郎「ところがそれが冗談でもなく、どうやらあの人の家って代々龍門渕家の人の専属使用人を輩出してきたとかで、使用人の家系らしいんですよね。ハギヨシさんは年の近い龍門渕さんにお仕えしてると」 となると、本当に生まれた時から執事として訓練を? 京太郎「俺もそれってどうなんだ? って思いましたけど、ハギヨシさんは「私自身この生き方しか知りません……と言えば不幸にも聞こえるでしょうが。執事として生きてきた事、これからもそうである事に悔いも歯痒さもありません。何よりお嬢様は素晴らしき御方ですから」って言うんですよ。それが本心から言ってるのは、見て分かっちゃいましたね」 生まれなど関係無く、性根から執事に向いていた……、と思えばいいんでしょうか。 京太郎「って言っても俺自身はちょっと納得いかないんで、帰り際寄り道させてもらって、ゲーセンに連れていきました」 それはまた何故? 京太郎「ハギヨシさんにも聞かれたんですけど、他の生き方を知らないままでいるよりも、知った上で龍門渕さんにお仕えする事を選んでるって思ってもらえた方が、龍門渕さんも気分良く主人として振る舞えるんじゃないかなって。なのでここは一つ、男子高校生の庶民的な遊びをと思いまして」 成程。それで、その執事の方はゲーセンでどのような様子でしたか? 京太郎「多分あの人こそ人間じゃないです」 人間じゃない。 京太郎「ゲームの説明は俺や機械から熱心に聞き取ってたんで初めての筈なんですが、スコア系のゲームは全国ランキング一位のパーフェクトゲーム。対戦型のゲームは俺やその場にいた腕自慢の人交えても無傷の完勝。メダルゲームやスロットでもちょっと目ぇ離した隙に容器の数が倍々に増えていくんですよ。それなりに時間経った今でもその伝説は塗り替えられてないんです」 天からいくつ貰ったんですかその人。 京太郎「それ全部を「執事ですから」で済ませようとしてたんで、あの人執事の常識が世間一般とはかけ離れてるかと」 完璧超人過ぎて少し変わった人なんですね。 京太郎「けどまぁ、結構楽しんでもらえたみたいなんで、それをきっかけに個人的に仲良くなりまして。それからちょいちょい連絡を取り合って教え合う仲になりました」 執事さんはそのスキルを、S君は男子高校生の遊びを教え合う。そんな関係になったんですね。 京太郎「まぁ教えた事の悉くが始めた時点で超えられますがね……」 では、最後に何か一言。 京太郎「もうすぐ全国大会なので、みんなを精一杯サポートしようと思います」 前話 次話
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引用元:セーラと漫のハイパーボムアクセル 54 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ChachaNO 今日は須賀プロと小走プロがゲストじゃのぅ 55 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID HOKU10ki 先週ゆーとった、特別ゲストはこれか 56 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID 96chaDoRA 大阪の局の電波も入ってよかったぁ…… 57 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID TOMOkiii 来たか……大阪まで来た意味があった 58 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID TAKEMEEE 来たか 59 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID MIHspring 京セラのネタが来た 60 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID eomotRev ホモ大歓喜! 61 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ANGELAKO 何も来てないわよ! っていうかその為に大阪まで来るってなに考えてんの!? 62 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID BurnKoke4 ちくわ大明神 63 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID Awaawaii っていうか須賀も、なんで大阪まで来てんの? 仕事入れすぎ。バカなの?死ぬの? 64 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID Terr3Terr3 その通り。 日本各地には宮永照プロと行けるからそちらを優先するべき セーラ「そんじゃあ、まあ――早速ゲストの紹介行こうかー」 漫「ど、どうぞー」 何となく用意された椅子。 適当に並べられたお茶菓子。 番組のコンセプトというのがよく判らないが、基本駄弁りながら卓を囲むものらしい。 その癖、時々真面目に火力の伸ばしかたについて触れているので馬鹿にならない。 京太郎「どうも、お呼ばれした須賀京太郎です」 やえ「あ、え……えーっと、小走やえです。その、コンゴトモヨロシク」 京太郎「悪魔のつもりっすか……? それは、辻垣内プロに負けたいとか」 やえ「んなわけないでしょ!」 67 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID 42noMount あれ?小走プロ、ちょっと様子がおかしい? 68 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID MegeBara3 確かに……そんな風に 69 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ATGheroA せやなー。返しも甘いわ 70 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID BurnKoke4 ほぼ初対面相手だから、緊張してるんだと思…… 71 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ANGELAKO あー、なんか事前にシミュレートするタイプとか 72 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID NOyoNOyo3 ガッチガチなのよー 73 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID TAKEMEEE (須賀プロのここ)ガッチガチ? 74 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID MIHspring これは…… 75 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID eomotRev 京セラ…… 76 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID KO1SAIKYo9 いや、今どこにもそんな要素ありませんよね!? セーラ「あー、確かにランキング戦とかくらいやもんなー」 漫「あんまり、緊張はせんで……」 やえ「わ、判ってるわよ……判ってます」 京太郎(やえさん、俺がフォローしますから……俺にいつも通りで行けば大丈夫っす) やえ(……うぐ) やえ(あんたの馬鹿に付き合わされるのはごめんだけど……ま、まあ、今は頼りにしてるから) 京太郎(相棒として、おまかせあれ!) やえ(なんかその台詞、凄いムカっ腹だから……やっぱあんたのフォローいらない) 京太郎(ナンデ!? ヤエ=サン、ナンデ!?) 98 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID k1nuEATG それにしても須賀プロ、少しやけど、何時もより嬉しそうに見えますけど…… 99 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ARKWbjDrK 巨乳さんに会うてるからやないかなー 100 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ultraQhna スーツ姿やから判らん感じになっとりますけど、江口プロはあれで中々ありますからね 101 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID NOyoNOyo3 上重プロは言わずもがな、なのよー 102 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ATGheroA なんや、やっぱスッガも男やなー 103 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID BurnKoke4 巨乳好き…… 104 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID 96chaDoRA そうだよね!やっぱりそうだよね! 105 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID Awaawaii 別に私はあるからいいけど、やっぱなんか少ーしムカつくから東京帰ろっかな 106 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID KO1SAIKYo9 どんだけ他地方から来てはるん!? 107 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID TAKEMEEE 喜んで見えるのはセーラと会えたから 108 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID MIHspring ♂雄嫁♂だから仕方ないよね 109 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID eomotRev さあ、もっとネタを……! 110 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ANGELAKO だから、そういう話はやめなさいよ!絶対有り得ないし! 万が一そうなら、剃髪でもなんでもしてやるわよ! 111 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID 42noMount ちょっと、やっぱりそういうネタはやめてほしいかなー……って セーラ「それじゃあ、四人いるし早速打とうか?」 漫「相手、上位ランカーなんやけど……」 セーラ「ま、やるしかないねんけどなー」 京太郎「それじゃあ、よろしくっす」 セーラ「おう、よろしく!」 漫「よろしくお願いしますー」 やえ「よ、よろしく……」 京太郎「さて……」 京太郎(この二人は、番組の主旨からも判るように高火力型だ) 京太郎(俺はお世辞にも高火力とは言えないな……コンスタントに出せはしねー) 京太郎(手を練るのが得意だから、その点に関しちゃ普通以上って自信はあるが) 京太郎(流石に常時、高打点を産み出せたら苦労しない) 京太郎(大体、俺の平均打点が6800点……副露で6200ちょい、リーチで7800ちょいあたりだからな) 京太郎(そういう意味じゃあ……やべーな) 京太郎(小走先輩は俺よりも打点がちょい高いけど、速度は俺とトントンぐらい) 京太郎(引きじゃあ俺よりいいものを持ってるけど……この人は“特性(のうりょく)”のせいであまり速度が出ない) 京太郎(つまりは、まあ……) 京太郎(この高火力組には普通に聴牌速度で並ばれるんだよな……引きしだいじゃ) 京太郎(が……) 京太郎(愛しの相棒がいる以上、俺も負ける気はしないぜ……!) セーラ「あ、忘れとった」 漫「あ、あれか」 やえ「あれ?」 京太郎「あー」 セーラ「お、須賀プロは判っとるんか?」 京太郎「まあ、多少は」 やえ「な、何よ……?」 漫「そこに、サイコロありますよね? どデカイ12面のが」 セーラ「それ振って、罰ゲームを決めとくんや。負けたときの奴を」 やえ「……へ?」 漫「まあ、基本は可愛い内容やから……あんま気にせんで下さい。お遊びなんで」 セーラ「ひとつ紛れとるけど、よっぽどじゃない限り出ないからな。今まででたことないし」 京太郎「じゃ、俺が振っちゃいますね」 セーラ「おー」 やえ「……。……!?」 やえ「ちょ、あんたが振ったら――」 135 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ATGheroA やっぱ、お笑いの才能あるわ 136 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID MegeBara3 知ってました 137 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID Awaawaii ほんっと、ツイてないなー 138 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID HOKU10ki 見えとった 139 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID 96chaDoRA が、がんばって……! 漫「えーっと、内容は……」 セーラ「なんでそれ、出すんや……?」 京太郎「たはは……」 やえ「……あー」 漫「罰ゲームの内容は……」 セーラ「『負けた方は何でも言うことを聞く』――か」 163 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID TOMOkiii ん? 164 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID TAKEMEEE 今…… 165 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID MIHspring なんでもするって…… 166 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID eomotRev 言ったよね……?(愉悦) 167 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID KO1SAIKYo9 だからそんな話題やないから! 168 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ultraQhna そんな話題って、どんな話題ですか? 169 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID KO1SAIKYo9 そ、それは…… 170 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID NOyoNOyo3 まあ、番組である以上変なことにはならないと思うのよー 171 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ANGELAKO 恋人繋ぎしてデートしたい 172 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID HAgi4424 そう言うご自分はどうしたんですかね? 173 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID TOMOkiii え、いやなんで……くぁせfjこ 174 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID BurnKoke4 約束されし勝利のちくわ大明神 やえ(……まあ、罰ゲームとかどーでもいいけどさ) やえ(麻雀勝負である以上、負けるつもりはないし……負けたくないのよね) やえ(……) やえ(あと、こいつの運のなさをフォローしてやるのもさ) やえ(相棒として、ま、私がやるべきことだから――仕方ないか) 京太郎「やえさん……」 やえ「ん、どした?」 やえ「ああ……ま、あんたの運のなさは知ってるからさ」 やえ「ちゃんと私がフォローしてやるから、心配しなさんなってーのよ」 京太郎「……運のなさ?」 やえ「……ん?」 京太郎「え、何言ってんすか……やえさん」 やえ「……へっ?」 京太郎「これはチャンスっすよ! 俺たちのチームワークを見せる大チャンスっす」 やえ「え、あ……ああ」 やえ「……」 やえ「……ま、確かに私とあんたのコンビネーション披露にはなるか」 やえ「た、確かにそういう意味じゃあ……チャンスかもしれないわね」 京太郎「そうっすよ」 京太郎「それに……」 やえ「“それに”?」 京太郎「あんっ、なッ! おもちをお持ちの人になんでもしていいとか!」 京太郎「これはもう、是非とも勝つしかないですよね!」 やえ「……まずはあんたをブッ飛ばしてやろうか」 京太郎「やえさんと俺なら勝てますよね!」 やえ「……うん、あんたの顔見たら勝つ気微塵もなくなった」 205 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID 96chaDoRA 小走さんと、何を話してるのかな 206 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ANGELAKO きっと作戦とか話しあってるんじゃないの? 207 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID YOU908HTT 須賀プロはがんばり屋さんだね~ 208 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID NOyoNOyo3 流石なのよー 209 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID MegeBara3 今回ばかりは応援しませんけど……そこら辺は評価してます 210 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID KO1SAIKYo9 なんか、麻雀指南書とか出してくれへんかなー 211 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID 42noMount 教えるのは好きだろうから、本人も乗り気になると思うけど…… 流石に自分の技術に対策されちゃうようなことは、しないんじゃないかな? 212 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID BurnKoke4 ちくわ大車輪 213 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID Awaawaii ところでこいつら、どんな奴ら? 214 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ultraQhna 長くなるけど…… 須賀プロは言わずと知れたオールラウンダー対応型 素の技術力が高い上に推理・分析・対応ができるから、基本的に誰と当たってもやれるタイプ 所謂オカ持ち相手にしても、その偏りを差し引くぐらいに相手のオカから場を読める実力の持ち主 生半可なオカは餌になるくらいの強さ……やけど特化部分がないから、どんな場面でも一方的な展開は不可能 誰とやっても勝てる可能性はあるし、負ける可能性があるタイプですね。技術の差は出ますけど そういう意味だと、状況次第なんで制圧力は上の下か中の上 215 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ultraQhna 上重プロは、火力の特化型 相手が強けりゃ強いほど、燃え上がるのも凄いタイプな確変系 本人の技術もそこそこやから、まあプロとして勝負にはなるんですけど……逆に中くらいの相手とは相性悪い あと、対応型やないから特上相手は厳しいですね 乗れば乗るんやけど、それ込みに引き強くて読んできて潰してくるタイプ――辻垣内智葉みたいんとは相性悪い 216 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ultraQhna 江口プロも、高火力型 常にコンスタントに出る高打点と、引きと勘が理由か手がメンゼン攻撃型なのに相手に先に行かれてもあんま振込みませんね 相手にツモで削られたんを、ドデカイ火力で取り返してくタイプですわ ただ、そのスタイルのせいか……速度で押すタイプには和了率では負けますね スタイルにこだわらなければいいんですけど…… バカみたいに速くないけど、メンゼン型の平均からしたら十分早くてしかも火力が伴います 割りと要するに花山薫みたいなもんです 217 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID Awaawaii あらかわけー、は? 218 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ultraQhna ある程度の対応もできる火力型 再生能力がある花山薫です 219 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID TOMOkiii いや、再生能力があってビスケットオリバと混ざってサンボと柔道も覚えた花山薫 220 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID BurnKoke4 いやそれ原型とどめてな…… 221 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID TAKEMEEE スペックVS花山薫はバキのベストバウト 222 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID k1nuEATG いやいや、独歩VSドリアン忘れんで下さいよ 223 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID HOKU10ki ジャックが好きやなー 224 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID NOyoNOyo3 独歩ちゃん好きなのよー 225 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID MegeBara3 克巳が好きやったから、あのオチは本当に…… 226 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID MIHspring 克巳と烈海王(意味深) あ、克巳のナチュラル攻めと烈のツンデレ受けで 227 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID eomotRev バキ×ジャックのバキ鬼畜攻めからのジャック憤然攻めってリバで 228 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ATGheroA なんの話か全く判らんから、取り合えず陸奥九十九挙げとくで! 229 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID HAgi4424 雷で。 230 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID 42noMount んーと……アパチャイで! 231 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID BurnKoke4 アパチャイで 232 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ANGELAKO あ、アパチャイというか……こっちもムエタイ使えるし兼一で 233 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID Terr3Terr3 葉隠散 234 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID KO1SAIKYo9 もう話完全に明後日ですよね!?バキですらあらへんって! 235 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID Awaawaii 小走やえは? 236 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ultraQhna 性格的には逆鬼至緒みたいなもんです 237 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID KO1SAIKYo9 例えすらバキじゃなくなった!? 238 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ultraQhna ちなみに弟子に対する対応としては…… 弘世菫が逆鬼至緒 辻垣内智葉が岬越寺秋雨 竹井久が馬剣星 荒川憩はアパチャイです 239 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID KO1SAIKYo9 どんな豆知識!? 240 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ATGheroA なんや今日はよーツッコミしてくれる人がおるなぁ 241 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID KO1SAIKYo9 ちなみに私はエクソシスト俵が好きです 242 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ATGheroA 自分もバキ以外のネタやないかい! 243 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID YOU908HTT 心臓壊されたら、暖かくなれる……? 244 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID 96chaDoRA その前に死んじゃうよっ!? 245 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID DragonEyE えーっと、始まるで……? 京太郎(さて……上重プロがどんな状態なのか――) 京太郎(こればっかは、実際の闘牌を見なきゃ判らないな。ああ) 京太郎(そこら辺、オカ持ちでもないのに、“兆候”を見破れる辻垣内先輩は流石だ) 京太郎(そういう察知能力欲しいんだけど……絶対に正確じゃねーと、任せる気になれないよな) 京太郎(……で、さ) 京太郎(オカ持ち以外で相手の兆候を感覚的に見破れるのは、辻垣内先輩しかいない) 京太郎(あとは、相手がよっぽどヤバいタイプだと能力者以外にも通じる――ってとこだけど) 京太郎(生憎、俺にはさっぱりなんだよな) 京太郎(どんな化け物とやりあっても、オカ持ちプレイヤー同士が感じる類いの怖気を覚えたことは一度もない) 京太郎(……) 京太郎(で、そんな俺が上重プロの兆候――状態を察知するのは、実際に何か起きてから) 京太郎(ただ、何か起きてからじゃ遅いんだが……) 京太郎(まあ、なんとかなるだろ) やえ「……」 京太郎(この人が――この人の特性と経験があるかぎりは、な) 京太郎(……ま) 京太郎(相棒として、やえさん一人に任せはしないけど) セーラ「……?」 セーラ(なんや、この違和感……) セーラ(上手くは言えんけど……なんだか、変な感じや) セーラ(漫の方も……そんな風に見えるな) セーラ(これが、まさか――) やえ「……」 セーラ(……ま、ええわ) セーラ(別にツモ自体が悪くなってる訳やない) セーラ(天江衣の一向聴地獄ともちゃうな) セーラ(入ったし、ここは――) セーラ「リーチや!」 二二三三四四【五】六六七七八八萬 漫「……っと」 漫(張ってもーたけど、あっちの待ちは……) 一萬 四萬 3索 九萬 中 西 七萬 漫(萬子が安いし、一見したら筒子の混一色風にも見える……四萬の後に九萬を引っ張ってるのも気になる) 漫(ただ、ここまであからさま過ぎるのと最後の打七萬が妙) 漫(……) 漫(お互い、どっちにしても火力がバカ高い) 漫(仮に振り込んでも、どっちかのトップが確定するから……んー) 漫(下手に潰す方が、勿体ないか) 漫(やったら、裏期待とかもうちょっと稼ぎに行ける方が?) 漫(だから、こっちも――) 漫「リーチ!」 七八九萬 ①⑦⑧⑨筒 778899索 京太郎(二人リーチ……しかも高火力か) 京太郎(振り込むのは勿論、ツモられるのもごめんだな……こっちが親を持ってる以上は) 京太郎(江口プロは……セーラさんは典型的なメンゼン型だが) 京太郎(その中でも速攻とそうでないものを使い分けられる) 京太郎(速攻っつーか、なんつーか) 京太郎(真っ直ぐに高く進むのと、遠回し……つまり自分のツモに期待した、役の決め打ちをやってくる) 京太郎(俺なんかは、打点十分。速さ十分って見切るとこでも……) 京太郎(この人は“敢えて”そっから伸ばしてくる) 京太郎(普通なら切らないところ、或いは残さないところを残しても――この人は引ける) 京太郎(そんで、どっちも速さがあまり変わらないから厄介以上の何者でもない) 京太郎(今回はリーチしてくれたから、判りやすいけどな) 京太郎(まだ遠いと思ったら射程距離だったりして……唐突に見えない一撃が襲いかかるのもある) 京太郎(さて……) やえ「……須賀」 京太郎「なんすか?」 やえ「不安だったりする?」 京太郎「いいや、大丈夫っすよ」 京太郎「こっちには――」 晩成高校出身、小走やえ――。 京太郎「“幸運の数字(ラッキーセブン)”がついてますから」 M.A.R.S.ランキング――7位。 ベーススタイル――『技術昇華+運+不運』。 やえ「……そういうこと!」 京太郎(7順目リーチに……それほど驚いてる自分がいないあたり) 京太郎(改めて、慣れって怖いな) 下家(東):江口セーラ捨て牌 一萬 四萬 3索 九萬 中 西 [七萬] 対面(南):上重漫捨て牌 ②筒 西 九萬 6索 四萬 ⑤筒 [⑦筒] ※[リーチ](ツモ切り) 鳴き 京太郎(……んで、俺の手牌がこれか) 一一二萬 ①②③④ ⑧⑨筒 234索 中 自家(北):捨て牌 南 西 東 (南) (西) 北 京太郎(確か配られた時が……) 京太郎(『一二萬 ①③⑧⑨筒 34索 東南西北中』) 京太郎(こんなんで、第一ツモが一萬だったか) 京太郎(8種9牌か。国士無双目指してもよかったかもなー) 京太郎(ハハハ……) 京太郎(普通に、駄目元国士無双の混老頭七対子やチャンタ役牌で良かったんだろうけどな) 京太郎(調子のいいときの上重プロに、789が集まるっつーと……即断が際どかった) 京太郎(んで、結果がこれか。まだまだ判断甘いな……俺は) 京太郎(ま、常識で考えたらオリだよな……東一局だし) 京太郎(誰だってそーする。俺だってそーする) 京太郎(ただ、親が高打点の人間で……追っかけも高打点の人間) 京太郎(親で被ったとしても、すぐに取り返せるタイプだ) 京太郎(どうしたもんか……) 357 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID HOKU10ki 江口プロの手の進め方、どうなっとった? 358 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ultraQhna ちょっと待っとって下さい 359 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID HOKU10ki ごめんな 360 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ultraQhna 一二三三四四四七七七九萬 3索 西 ツモ六萬↓打一萬 二三三四四四六七七七九萬 3索 西 ツモ八萬↓打四萬 二三三四四六七七七八九萬 3索 西 ツモ中↓打3索 二三三四四六七七七八九萬 西 中 ツモ八萬↓打九萬 二三三四四六七七七八八萬 西 中 ツモ二萬↓打中 二二三三四四六七七七八八萬 西 ツモ六萬↓打西 二二三三四四六六七七七八八萬 ツモ【五】萬↓打七萬 二二三三四四【五】六六七七八八 ってとこです 361 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID NOyoNOyo3 プロの引きって恐ろしいのよー 362 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID TOMOkiii なにこの引きは……(驚愕) 363 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ANGELAKO でも、余計なことしないでストレートに行ってたら 五巡目で、一二三三四四四 六七七八八九萬 に二萬を一発ツモってたわよね? リーチメンチン一発ツモ(平和)の8~9役で十分だと思うけど…… 364 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ultraQhna まあ、一発ツモは結果論ですから…… リーチ時点じゃ跳満確定で、二・五ロンかツモれば倍満 今のは…… 安くてリーチメンチンタンピンイーペーコードラ1の11役、高いとリーチメンチンタンピンリャンペーコードラ1の13役 相手によっちゃ上手く行けば萬子に引っ掛かるやからも出てきてくれるでしょうし…… 365 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID Awaawaii 小手調べと、ロマンだよねっ 366 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ultraQhna 仰有る通り、小走・須賀プロにこれが通用するのか……ってお試しの意味と、お楽しみが大きいんやないかと 367 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID 42noMount お試しとかお楽しみで安くて三倍満、高目親の数え役満って…… 368 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID 96chaDoRA ふえぇぇぇえ…… 369 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID TAKEMEEE 京太郎の雄膣中におっきくて暖かい(牌。萬子)を注ぎたかったんだからしかたないね 370 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID YOU908HTT あったかぁ~い……? 京太郎(やえさんは――) やえ「……」 打、三萬。 京太郎「……!」 京太郎(これは――つまり) 京太郎「チー!」 一萬 ①②③④ ⑧⑨筒 234索 中 副露:一二[三]萬子 打、④筒。 セーラ「……ん?」 セーラ(こっから、流しに行くっちゅーわけか?) セーラ(いや……) セーラ(なんやろな……なんとなーく、違和感があったんやけど) セーラ「一発は……ならずか」 京太郎「いや、どのみち俺が副露してますからね?」 セーラ「知っとるわ」 次順、小走やえは今度は打六萬。 筋を頼りに――というタイプには思えないが……。 セーラから見て、場に四萬は枯れた。三萬は三枚出て、一萬は二枚。 二萬は須賀京太郎の手牌に一枚。自分の所に二枚。 残り一枚の二萬はほぼ浮いている。誰かしらが掴んだなら、抱えて落ちることは確定的。 やえの打三萬が――一二三三の形なら、二萬は殺されてしまっている。 或いは漫の手の内に一二三の形で存在して、やえにとって三萬は浮いていたか。 残りは、五萬が三枚と八萬が二枚。あまり面白い形ではなくなった。 セーラ(……また、打六萬? 対子落としか?) 京太郎(……そろそろか?) 京太郎(俺の手牌は変化なし……あいも変わらずこの形だ) 京太郎(なんつーか俺、流石だよな) 一萬 ①②③④ ⑧⑨筒 234索 中 副露:一二[三]萬子 ツモ、1索。 京太郎(……) 京太郎(じゃあ、こいつで――) 打、中。 やえ「ポン!」 ■■■■■■■■■■ 副露:中中[中] 叩かれた中。それまで静かに沈黙していた小走やえが、動き出していた。 代わりに河に出されたのは――六萬。 セーラ「……は?」 セーラ(暗刻を、わざわざ落としたんか?) セーラ(安牌ならそれこそ、中があるやないか) セーラ(……いや) セーラ(副露じゃ進めない手やから、中を残して六萬を見切った) セーラ(ちゅーことは……他に役がない。多分、一二三を持ってるのはこっちやな) セーラ(山に埋まってるゆー可能性もあるにはあるけど……) セーラ(俺が仕掛けたとは言っても……まさか“7位”があの捨て牌で萬子は平気なんて思うとは思えへん) セーラ(あの打三萬は……自分のとこで一二三三になってから――やと思いたいわ) 京太郎(じゃあ、ああ……) 京太郎(どっちだ、っつーと……こっちだよな。不要なのは) 一萬 ①②③ ⑧⑨筒 1234索 副露:一二[三]萬子 ここにツモ4索をした、須賀京太郎の打牌は――⑧筒。 458 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID 96chaDoRA ……え? 459 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID TOMOkiii ……は? 460 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID 42noMount ……えっと、なんで? 461 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID Awaawaii ……なにやってんの? 462 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID TAKEMEEE ガン掘り希望っすか?オッスオッス!(錯乱) 463 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID MIHspring え……いやだってそれは……え……? 464 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID eomotRev お、雄膣いてワームホールを探すんだ 465 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID KO1SAIKYo9 待ちは悪いけど、一萬残しても……! 466 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ANGELAKO 小走プロの手牌が、全然撮されてないから……だから セーラ(流石に、全員が聴牌らへんか) セーラ(っと、ツモらへんなー) セーラ(配牌悪くなかったし、試してみたかったから“遠当て”選んだけど……) セーラ(これは、失敗やったかー?) 引いた牌を、そのまま河に流す。 ひょっとしたら、須賀京太郎に当たるかもしれないとは思っていたが――。 やえ「――ロン」 一二三五五五萬 ⑦ 発発発 副露:中中[中] やえ「40符2役は2600点」 セーラ「……はい」 セーラ「ったー、やられてもーたかぁ」 やえ「まあ、こっちも危ないところだったけどさ」 京太郎「主に、俺がっすけどね! 高打点によるミンチ的な意味で!」 漫「ははは……」 セーラ(……こっちの待ちを殺されてたか。それも、殆ど) セーラ(流石は7位……ってとこやけど、待ちを殺すのは3位も一緒。しかもあっちの打点は容赦ない) セーラ(まさかそんな、3位の下位互換みたいな能力で生き残れるほど……ランカーは優しくない) セーラ(……なんなんやろ) セーラ(⑦単騎待ちやったけど……手の内に發があったから、これやとおかしい) セーラ(……いや、わざとおかしな捨て牌した俺が言うことやないけど) セーラ(六萬の暗刻落としがどうにも引っ掛かるんのが困りもんやな……) セーラ(単純に、五萬引いて六萬と張り替えたっちゅー線もありえるけど) セーラ(それならそんときには發が暗刻になるから……須賀プロから中を鳴く必要がなくなる) セーラ(まさか、このギリで打点を増やしたいからなんて欲張りでもないやろーしな) 518 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID 96chaDoRA 今の、須賀プロがそのまま行ってたら取れてたよね? 519 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID TAKEMEEE セーラに直撃(意味深)だったね 520 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID MIHspring セーラがさらけ出した筒にむしゃぶりついてたよね(恍惚) 521 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID eomotRev 今更ながらにホモって怖い(陶酔) 522 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID BurnKoke4 小走プロの頭ハネでどのみち小走プロの和了になると思…… やえ(……ふう) やえ(やっぱり、あんた以外には私の相棒は勤まらない) やえ(あんたは前に、『どうして自分を』って言ってたけど……単純よ) やえ(私のこの運というかスタイルは――援護もそれなりにできるけどさ) やえ(それ以上に、マイナスが大きい) 倒した牌を雀卓に押し込み、代わりに競り上がってきた山を切り崩し、静かに手を並べる。 二三四萬 ②④⑥⑥筒 245566索 悪くない配牌だ。ここだけ見るなら、だが。 果たして、ツモってきた牌を眺めてやえは嘆息した。 ⑧筒。――どうやら、上重漫は再度、燃焼して加速するらしい やはり、上手くはいかないものだ。相手が速いタイプなら、尚更そうなる。 だけれども――自棄にはならない。 やえは元々、優秀なタイプの人間だった。 ただ、これと言って情熱を向かわせる先はなかったのが問題だ。 そのまま育っていれば――五歳で神童、十五で秀才、二十歳過ぎればただの人――。 いや、なまじ優秀な分……性質が悪い、努力ができない人間になっていただろう。 だけど、そうはならなかった。 小走やえは麻雀に出会った。 小走やえは子供の多分に漏れず、勝負事に熱中する程度には健全だった。 麻雀の役を覚えるのに苦労をし、点数計算に眉を顰める。 読みというのは安定せず、効率を考えるのは非常に手間だ。 自宅の麻雀マットの上で繰り広げる麻雀は、手積みの大変さを覚えるのに十分。 いささか普通とは異なる形かもしれないが少女は、目標に向かう努力の大切さと何かに熱中する楽しさを覚えた。 或いは元々、実は凝り性の嫌いがあったのか。 とにかく、麻雀というのは楽しくて仕方なかった。勝てば、尚更楽しい。だから自然と足は強さを目指した。 勉強もちゃんとやった。 自分にとっては一大事だが、両親にとっては麻雀等はお遊びの一種であるのだ。 一緒にやろうと言ったら嬉しそうに過去の武勇伝を片手に賽を転がすが、遊戯の一種なので勉強を見逃してはくれない。 そういうものにとやかく邪魔を受けたくないので――成績には気を配った。 それともやっぱり、根は真面目だったのか。 変に捻くれたり気負ったりせず、強くなるための麻雀を楽しく打った。それ以外のこともきちんとこなした。 それから、近所では麻雀をするならここという中学校に通い、進学校で実績もある高校に通い――。 先輩に玩具にされたり、同級生に手を焼いたり、後輩に格好つけたりなんやかんやと色々あって――。 今、ここで卓を囲んでいる。 麻雀のプロとして、ここにいる。須賀京太郎の相棒として。 やえ(あんたを見初めたのは、あんたが不運ってもんを知ってるから) やえ(その技術が――多分誰よりも冴え渡っているから。……私のに対応できるのはあんたぐらい) やえ(理論と努力と覚悟) やえ(あんた以外に――須賀京太郎以外に、私の相棒なんていないのよ) やえ(……っと) やえ(こっちを引いた――こっちが私の手の中で使えるようになったってことは) やえ(相手も、ここのところは埋まったってこと) やえ(……で、傾向と大体の捨て牌から察するに――これはあっちの“有効牌”) やえ(……ふむ。その手出しは、この牌に繋がるわね) やえ(ってことは――うん。そこを見切って手を張り替え直したのか) 小走やえは、強い。ツモも良ければ技術もあり、打点も早さも悪くない。 実際に奈良県ではトップであったし、数十年とインターハイに足を進める母校ではエースであった。 それぐらいの努力は積んだ――のだから当然だ。 でも、勝てなかった。 何故だか、肝心なところで負けてしまうのだ。舞台が大きくなれば、なるほど。 セーラ「リーチ!」 実力でも、引きでも負けている――という気はしなかった。 なのに、何故……。 漫「リーチ!」 理由は暫しのち、判った。 それまでは運がいいと言うのに、自分は局所的に運が悪かった。 自分がリーチ――聴牌したその後に、相手の当たり牌を引っ付かんでしまうのだ。 当たり牌を掴むというのは、相手も自分に張り合うほど速いことの証左だ。 時には、自分より速い。追っかけても、競り負ける。 肝心な舞台になり、敵が強くなれば――本来の範疇を超えて、自分には不利に働いた。 京太郎「……」 やえ(……大丈夫だって。私は、あんたの相棒でしょ?) やえ(それより、巻き込まれんじゃないわよ?) 人には、性質があった。 オカルトと呼ばれるそれほどではないが、ある程度存在している傾向。 速攻が向いているとか、面前が向いているとか、気配を読むのが上手いとか、土壇場の引きが強いとか――。 そんな傾向が、やえにもあったのだ。 ここ一番ほど、運が悪い方向に働く……という。 やえ(さて……ようやく、回り回ってできたか) やえ(最後までどういうところが使われてたのかは、大体判る) やえ(さて、行くわよ……) だが、やえは引かなかった。 結果、技術を磨いて普段の能力が増せば増すほど、その傾向は強くなる。 ついには、無駄ヅモ――向聴数が変化しない、或いは手牌に組み込めば向聴数が上がってしまうツモ――にて、 相手の有効牌をひっ掴んでしまうようになった。 そのまま握り潰せれば幸いであるが、単純に全員が一向聴だとして、有効牌の数は絞られても多い。 向聴数が小さくなれば、有効牌は減る。向聴数が大きくなれば、有効牌は増える。 一番、有効牌が少ない聴牌の状態としても――両面待ちなら有効牌は最大八枚。これが三人で二十四枚。 容易く、手札が破産する。 ならば――やえはどうしたのか。 河を見て、点数や傾向を見て、どの有効牌が誰のそれにあたるのか推測する。 最早これは論理化するまでもなく、膨大な経験がある種の“勘”を形成する。 何となく、“その後ろにあるものが見える”のだ。だから京太郎のように妙に頭は使わない。 反面、コンスタントに利用はできても、細部まで論理的でない分――限定的な正確さでは彼に劣る。 こんな、これまでの“経験”がスタイルのベースであり、7位の所以。 容易に叩きにくい手牌を持つ相手の有効牌を場に枯らすことで、順子形成に切れ目を入れて“切断する”。 そうして、相手に回り道を余儀なくさせて――その間に自分が走る。 或いは、特定の誰かに有効牌を流して渡すことで、そいつの手助けをする。 そして、自分の代わりに和了を潰させにかかるのだ。 或いは、そいつを囮として利用するのである。 やえの持つ弱点は三つ。 一つは、先発をすると後発の相手に追い付かれてしまう危険があること。 だからやえは先攻はしない。 ――否。 正確に言うなら、先攻して手を一度組み立て上げた後にそれを分解して再度聴牌するのだ。 だから、純然たる速度という面では回り道をしてしまう分だけ遅くなる。 とは言っても回り道をしていても十分、ランカーの平均的な速度を上回るし、 常にそんな作業を行っているという特性上、重圧となる能力が通用し難い。 あたかも、強力な外骨格と無比の筋力を持つ甲虫が如く。 二つ目。 有効牌を掴んでしまうということは、他家の聴牌速度や手役に影響を与えるということ。 これは一人では強力な鎧となる反面、タッグなどでは味方の足を引っ張ることになる。 自身の利点が、仲間の不利益になってしまうのだ。 ――本来なら。 同じく不運や不条理とは見知った顔の須賀京太郎は、その程度をものともしない。 それどころかやえの“特性(のうりょく)”を逆手にとって、やえのアシストを行うのだ。 東一局、須賀京太郎がやってみせた。 敢えて中を残して自身の有効牌とすることで、自分よりも引く力が強いやえの手元に中を送り込んだ。 7位であるやえがタッグの主体を握るのではなく、あくまで対等に振る舞う。 まさに正しき意味でのコンビネーション。 それを可能にする力があるのは――対応するオールラウンダーという特性を持つ、京太郎だけ。 だからやえは常々、 やえ(私の相棒は、須賀京太郎――あんただけよ) そう思って、憚らない。 口に出すと調子に乗りそうなので、あくまでも心の内に留まっている。 そして最後。 やえの持つ不運の特性は――無駄ヅモ、つまりそのツモを内に入れても向聴数が変化しなかったり大きくなったりする。 そんな形となって発揮される。 だから、相手の有効牌を元に手作りを行うというのは、(対子や刻子、順子の張り替え以上には)難しい。 完全にその性質には支配されている訳ではないが、本来の引きと打ち消しあったり、影響があったりするのはまた事実。 取り合えず――確実に、こんな形となっては現れる。 “聴牌状態で相手と待ちが被っている場合、自分の有効牌としてそれを引けない”=“待ちが被った際のツモ和了は不可能”。 無駄ヅモと有効牌は真逆。 相手の有効牌を無駄ヅモとして引く特性であるが故に、相手の有効牌を自分の有効牌とした場合には、 確実に競り負けてしまう。 だからこそ須賀京太郎は、東一局の最後の場面で――自身の聴牌を崩したのだ。 上重漫・江口セーラと小走やえの捲り合いを邪魔しない為に。 その対策として、小走やえはこんな形を使用する。 やえ「――ツモ!」 三萬 七七萬【⑤】【⑤】⑥⑥⑧⑧筒 5566索 ツモ:三萬 やえ「3000・6000よ!」 相手の有効牌をなるべく行かしやすく、張り替えが容易で、いざという時には向聴数が上がろうと対々和に向かえる。 例え相手と待ちが被って破壊されても、すぐに次の刃を作り出せる。 その役の特性が故に、聴牌しているのか否かという気配が判りづらく、遠間から襲いかかる――。 チ ー ト イ ツ ――“途絶えることのない大顎の刃”。 やえ「お見せしよう!」 やえ「これが、M.A.R.S.ランキング7位の打ち筋だ!」 654 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID TOMOkiii うちしゅじ来た!これでかつる! 655 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ATGheroA これが――7位 656 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID Awaawaii 7位だかなんだか知らないけど、私の敵じゃない! 657 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID k1nuEATG いや、相手はプロですよ……? 658 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID 42noMount しかも、M.A.R.S.ランキング上位って…… 659 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID TAKEMEEE 麻雀じゃなくて、スタイル勝負とか……? 660 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID eomotRev スタイルが良かったら、今すぐゴールインしてるから…… 661 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID MIHspring 仕方ないよね 662 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID 96chaDoRA おもちがないから駄目だよね 663 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID BurnKoke4 おもち……ねぇ…… 664 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID NOyoNOyo3 そうしたらきっと、須賀プロはデレデレなのよー 665 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ANGELAKO あってもなくても、須賀プロなら多分気にしないわよ 666 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ultraQhna まあ、実際に須賀プロが「D」の発言したソースはありませんからね 667 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID KO1SAIKYo9 麻雀の話はどうしたんですか!?プロが麻雀打っとるんですよ!? セーラ「これが……」 漫「7位……!」 相手の攻撃に、果敢にも切り込んでいく鋭さ。 それこそが、“退くことなき双剣の騎士”。 これこそが――7位。 やえ「……ま」 やえ「一応とは言え、相棒の前だから――格好くらいは付けさせて貰うから」 やえ「こいつの不運……足りない分の運まで、フォローするって言った以上はさ」 京太郎「――」 小走やえの戦法は、単純であるが実に多彩だ。 彼女の特性は、相手が強いほど有利に働く。 例えば――以下。 A:ニ三四萬 ②③③④④筒 23466索 B:ニ三四萬 ②③③④④筒 23456索 Aなら、有効牌となるのは②筒と⑤筒。計7枚。 Bなら、有効牌となるのは①筒、②筒、③筒、④筒、⑤筒、1索、2索、3索、4索、5索、6索、7索。 計するのも馬鹿らしくなるほど増える。 だから、相手が早く聴牌に向かえば向かうほど、小走やえが引き込む無駄ヅモ――相手有効牌は限られて、 故に、対子や刻子として潰すことも容易くなっていくのだ。 このような膨大な数が、他にも二つ。 相手が遅れれば遅れるだけ――やえが引ける牌というのは拡散して行ってしまう。 それが無駄ヅモとしてしか引けないのなら――やえの手牌の内に、Bでの牌が被っている場合は……。 彼女自身の手というのは、まるで進まない。 だが……。 三萬 ②②⑤⑤⑥⑥筒 123468索 このような手牌の内で、相手の有効牌の六萬を引いてきた場合。 三萬と変えても、向聴数は動かない無駄ヅモである。 或いは、そこに更に六萬を引いたとしても今度は②筒を落とせば、やはり、向聴数は変わらない。 だが、確実に相手の有効牌を二つ潰している。 また、この手牌は――。 A:②②④⑤⑤⑥⑥筒 234678索 という最も近い、最終聴牌形から見たら、ニ向聴である。 六萬を引き、打三萬。更に六萬を掴んできたとして――。 六六萬 ②②⑤⑤⑥⑥筒 23468索 こんな形になったとき、自身にとっての有効牌が削れてしまうものの、 やはりニ向聴は動かず、七対子という観点からしてもニ向聴。 更にここに六萬が重なって、打3索と進めたとしよう。 そうすると―― 六六六萬 ②②⑤⑤⑥⑥筒 2468索 この形。 Aからしたら、向聴数に変化はない。というより、敢えて向聴数を変化させない為の打3索。 打8索では、一向聴となってしまうからだ。そうなると特性は使用出来なくなる。 一見したら、特性の為に余計に自分の手を縛られてしまった風に思えるかもしれないが……。 仮に、 B:六六萬 ②②⑤⑤⑥⑥筒 22448索 こんな最終形を見込んでしまえば、やえにとっては向聴数は変わらずにニ向聴だ。 例え無駄ヅモしても向聴数を増やさずに、相手の有効牌を使い潰せる。 或いはここで、②筒と⑤筒が誰かの有効牌であり、それを引いてしまったとしよう。 六六六萬 ②②⑤⑤⑤⑥⑥筒 2468索 その場合、Bを目指した場合のやえにとっては、七対子に向かうには最終的には邪魔となるものとなるが――。 C:六六六萬 ②②②⑤⑤⑤⑥⑥⑥筒 6索 こんな形を最終形に見込めば、やえにとって②筒或いは⑤筒引きというのは明確なマイナスではない。 打2索・4索・6索・8索――。 いずれにしても、自身にとっての有効牌の数に変化はあっても、向聴数は動かない。 ただ、相手の有効牌を握り潰すことに繋がる。 また、対子から刻子と違い、刻子から槓子にはある点が存在する。 それは、“刻子から槓子となっても、向聴数はまるで変わらないこと”。 ツモが一度無駄になってしまうが、代わりに相手の和了牌を囲い殺すことができる。 長くはなったが――。 彼女の特性を、簡潔に言い表すとしたら……。 自身の有効牌を削れば向聴数は動かずに、相手の有効牌を使い潰すことができる。 同時に、自身の打点はおおよその場合(縦に重なるため)上昇する。 つまりは――“速度と引き換えに”“打点を上昇させて”“相手の有効牌を潰して阻害する”能力だ。 いくらか色がついているものの――基本的にそれは麻雀では常識的なことであって、実に“地味”である。 それを7位としてまで上り詰めさせたのは、ひとえに小走やえ本人の技術に由来する。 的確な手の張り替え。打点の選択。手役の確保。 複数人に通じる有効牌を理解することで、切り込み、順子を崩して手の形成を阻害。或いは無力化。 自身の有効牌を削り相手の有効牌を潰すか、自身の有効牌をそのままに進むか。それの見極め。 相手が手を組み換えたことを素早く察知し、それに対応する力。 相手の手の進み具合を見抜き、敢えて有効牌を流して走らせる統制力。 それら全てが――彼女自身の持つ、経験に由来するのだ。 故の、7位。 特性が強力なのではなく―― やえ「――ポン。カン。カン」 やえ「そんで、ツモよ」 漫「……ッ」 セーラ「……ッ」 京太郎「はは……」 やえ「――6000オール」 ――小走やえが、強いのだ。 [六六六六]萬 [⑤【⑤】【⑤】⑤]⑥⑥筒 22索 ツモ:2索 副露 ②②[②] 京太郎(……やっぱり、この人はヤバいな。尊敬する) 麻雀は基本的に内に向かっていく。 だから、小走やえの手牌は……そのスタイルを存分に発揮すれば、タンヤオ傾向に寄る。 対子が重なる、刻子が重なるから打点も上がる。 今回、上重漫は先に789を自分自身で揃えていたが故に、その辺りは既に出来上がっているものとして、 相手の有効牌としてカウントされなかったのだろう。 だからヤオチュウ牌は、やえの手牌に来なかった。 漫の特性を知るが故に、セーラがチャンタ系に寄せようとしない(ヤオチュウ牌がセーラの有効牌にならない)のも理由だろう。 京太郎(変な特性があっても、それに左右されずに普通に自分自身で引く) 京太郎(単純に巧いから、特性に頼る必要もない) 京太郎(かと思えば、自分の特性を十分に使って相手の手を殺したり……) 京太郎(或いは、その事に気付いた相手には手の張り替え――回り道を余儀なくさせる) 京太郎(また、そうと見せかけて相手を踊らせるただのブラフ。自分は普通ってのもある) 京太郎(引きを生かして次々に張り替えてくる相手に、同じく面子を組み替える七対子で巧みに捌く――) 京太郎(流石は、7位だ) 勿論、いざ彼女と戦わなければならない――なんて言われたら。 その時はそんな悠長なことは言ってられないが。 ……まあ、コンビである以上、彼女の力は把握している。 そうでなくては、適切なアシストができないから。 京太郎(俺が小走先輩とやり合うとしたら……) 加速――特に副露は彼女と相性が悪い。 聴牌に素早く近付くというのは、自然と有効牌を絞ってしまうということで、 それを小走やえに握り潰されるのが、速くなるだけ。 そして、短くした手牌でやえとやり合わなくてはならないというのは、致命的。 京太郎(だから――) やえ「――ロン」 ①⑨⑨筒 東東 西西 白白 発発 中中 京太郎「――」 京太郎「……」 京太郎「……」 京太郎「……」 京太郎「……オレェ?」 やえ「……よし、終わったわね」 混一色、混老頭、七対子。 リーチか、ツモ……或いはドラが絡むのならば倍満であっただろうそれ。 そんな大振りの刃が、突き立てられていた。 背後から斬り付けられたに等しいほどの衝撃が京太郎を襲う。緊急事態。 裏切った。裏切られたか。 自分が、何かをしてしまったのか。 どんな意図があって、こんなことを。 などと、思考が混乱するよりも先に――。 京太郎(ああ、そういうことか) 戸惑いより先に、京太郎は納得していた。実に不思議だろうが、事実その通りだった。 江口セーラ: 25000 -3600 - 4000 - 6000 0 = 12400 上重漫: 25000 -1000 - 7000 - 6000 0 = 11000 小走やえ: 25000 +4600 +14000 +18000 +18300 = 79900 須賀京太郎:25000 0 - 3000 - 6000 -18300 = -2300 やえ「さて、これで終わったわけだけど……」 やえ「結果は……1位と4位、2位と3位がいるから、タッグとしては引き分けよね?」 なんて、したり顔で言い出した。 京太郎は沈黙。セーラと漫は顔を見合わせた。 セーラ「いや、点数で見たら78600点と23400点でそっちの圧勝やないか」 やえ「でもほら、ウマオカ加えたら……」 漫「ウマオカありなら、1・3だとしても……須賀プロが-62、小走りプロが+100」 漫「こっちが-8と-29で……+38と-37でやっぱりそっちの圧勝」 セーラ「というか、差額が55200点から75000点に増えるだけやな。オカの分」 やえ「……」 やえ「ウマオカなしの原点返しなら……」 漫「須賀プロが-32、小走プロが+50。うちらが、-19と-18で……+18と-37やね」 セーラ「どっちみち、変わらへんな」 気まずそうな、申し訳なさそうな瞳でやえに一瞥される。 この人なりに考えて、どういう結果に導こうとしているか――は決まっていたのだろうが、 その道程、論理の導きかたが上手くいっていないのだろうと推し量る。 スピーチやコメントに関しても、何度も練習している風景を見ているので察しがつく。 麻雀と違って、リアルでのアドリブ――ほぼ初対面相手――は苦手なのだ。小走やえは。 なので、ここは須賀京太郎の出番だろう。 京太郎「まあ、つまりはこーいうことっすよ」 京太郎「『この戦い、勝利条件が明白じゃあない』」 京太郎「『ルールの整備が甘いから、ひょっとしたら後から結果が変わるかもしれない』」 京太郎「『曖昧なルールの賭け事は成り立たないんじゃないか』」 京太郎「……ですよね、小走プロ?」 やえ「……そーいうことよ」 まあ、相棒だから。 プロになった――スカウトされたというのも、 小走やえからチームに「こいつがコンビとして欲しい」と声をかけたそうであるというし、 この程度、相棒の考えていることが読めなくてどうするというのがある。 755 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ATGheroA 流石は女房役やな 756 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID MegeBara3 実際そうなったら、公私ともに最強の夫婦やないですかね 757 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID Awaawaii むっ 758 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID 96chaDoRA お、おもち…… 759 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID BurnKoke4 ちくわ大明神 760 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID DragonEyE 須賀プロは、誰と組んでも上手く合わせられるからなー 761 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID HOKU10ki せやな 762 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID TOMOkiii No.1よりNo.2を地でいくタイプだから…… 763 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID k1nuEATG エースやないけど、司令塔みたいな? 764 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ANGELAKO でも、指揮官っていうか……参謀兼だから指揮者?もできるのよね。タイプ的に 765 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ultraQhna そら、オカルトスレイヤーとして戦ってられる以上、オカルトや特性の把握は十分でしょうからね 倒せる、戦いになる程度に……攻略できるほどに把握してるっちゅーんなら、そのフォローや指揮は数段楽ですわ 766 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID KO1SAIKYo9 やっと麻雀プロスレらしい話題に…… 767 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID TAKEMEEE 京やえあるで 768 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID MIHspring 京やえと見せかけた、セーラに嫉妬させようとしている高度な京セラ 769 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID eomotRev 須賀プロ挑発小悪魔S攻めからの誘い受け?(難聴) 770 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID KO1SAIKYo9 なってへんやないか!! セーラ「いや、そうは言われてもなー」 漫「実際のところどうかって言われると……」 確かにそうだろう。 あれほど一方的に小走やえの和了を見せつけられ、稼ぎ和了られれば、印象としてはそうなる。 特に高火力の二人にとっては、稼ぐというのは唯一絶対の論理であるから。 京太郎「いやー、でも」 京太郎「順位で見たらトントンな訳じゃないですか」 セーラ「そら……」 漫「そうやけど……でも」 京太郎「それに……コンビだってーのに、一人だけハコになってるっとのも」 京太郎「そーいう意味じゃあ、しまりが悪いっすよね」 漫「そう言われてもなぁ……」 あとは、どこまで押すか。そして丁度よく見切りをつけて引くか。 腕の見せどころである。 京太郎「今までこの番組を観るに……タッグやコンビっつーのはなかったスよね?」 京太郎「大体、罰ゲームはビリだったり2位や3位だったり……」 京太郎「だからこんな形になっちゃうと、辛いかなーって」 そしてこれは、テレビ番組だ。 100の正しさよりも、1のエンターテイメント。それが何よりも優先される。 この手の問答をして、正しさの末に結論の撤回を図ったとしよう。 視聴者にとっては、番組にとってはなにそれということになる。 番組を持つ二人にも、ゲストを捌ききれなかった看板という印象を与えてしまう。 であるので―― 京太郎「つーか、まあ……」 京太郎「コンビ戦だってのに相棒に焼き鳥ハコテンになる一撃喰らっちゃって悔しいんで」 京太郎「もう一度やってほしいなー、的な」 漫「んー……」 セーラ「確かに、悔しいしなぁ……」 京太郎「ですよね。わりと、お互いに遠慮していつもみたいな火力出せてませんでしたし」 漫「やり直すのも、アリなんかも……」 京太郎「じゃ、じゃあ……」 “ベネ(よし)”。 この流れ、実にグッドだ。 恐らく小走やえは、自分達のコンビとしての強さを示しつつ――罰ゲーム命令権を掴まないようにしようとしていた。 故の引き分けやゲーム成立を駄目にする論調だ。 というのは、あの人――小走やえがアドリブを苦手としているから。 うっかり自分が何を命令するのか判らない、何かその場の流れでとんでもないことを言いやしないかという懸念ゆえ。 ……。 ……断じて、須賀京太郎がやり過ぎな命令をするのを防ぐ為ではないはずだ。断じて。 京太郎(この流れなら、実にグッドだ) 京太郎(『やえさんをフォローする』、『番組としてもある程度オチ』をつける) 京太郎(両方やらなきゃいけないのが、相棒の辛いところだぜ) 京太郎(覚悟はいいか? ……俺は出来てる) 京太郎(さあ、ショータイムだ!) そして――。 京太郎(次にあなたは――) 京太郎(『だが断るで』――) セーラ「――だが断るで」 京太郎(――と、言う) 京太郎(ふっふっふ、ま~たまたやらせていただきましたァン) やえが、「あちゃあ」と顔をした。 麻雀の打ち筋と違って、この人も大概素直な人間である。 そんな素直な人に、袖にされるというのは中々に寂しいものがあるというか……。 きっとまるでフラグなんか立ってないで、便利だけど煩いというか喧しいただのチームメイトぐらいにしか考えられてないというか、 いやでも頼りにはされているところはあるから、ある程度は好感を持たれているのは確実で、 まあいい人だから決して悪くは言わないんだろうな、いやでもマジそれって寂しいよなー……なんて思いつつ――。 セーラ「んー、確かに須賀プロの言い分は尤もや」 漫「コンビのときのルールについては、要改正やね」 漫「その点、ホンマありがとうな」 京太郎「いえいえ」 セーラ「……まあ、それはそれとして」 セーラ「普通に罰ゲームしようか。いつも通りに」 京太郎「いつも通りって言うと……」 セーラ「ん、知っとるやろ?」 漫「本当なら、4位がおもろい話するとか、4位が滑らない話するとかやけど……」 漫「この場合なら、1位――小走プロが」 やえ「わ、私!?」 漫「4位――須賀プロに」 京太郎「オレェ?」 セーラ「『なんでもひとつ命令する』――ちゅー形で」 836 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID TAKEMEEE ん? 837 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID MIHspring 今…… 838 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID eomotRev なんでもするって…… 839 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID TOMOkiii 言ったよね?(ゲス顔) 840 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID HAgi4424 …… やえ「ちょ、ちょっと……!」 やえ「なんで私が……!?」 セーラ「いや、1位やん。当然やろ?」 漫「自分の手で、須賀プロを叩き落としとりましたよね?」 やえ「う……」 やえ「そ、それは……その……だって……」 京太郎「あー、なるほどなるほど」 やえ「須賀……?」 京太郎「こういう流れになると見越して、俺を4位にしたんですね……なるほど、なるほど」 セーラ「流石は7位やな」 漫「恐ろしい読みや……これが『退くことなき双剣の騎士』」 やえ「いや、違っ……」 やえ「それにその名前は恥ずかしいから……!」 京太郎「あー、あれっすよね」 京太郎「『相方のこんな攻撃も見抜けないのなら貴様はコンビ失格だ』」 京太郎「『見抜けぬなら罰ゲームを喰らうがいい、フハハハハハ』」 京太郎「『躱せぬまま、血塗れで切り刻まれろよッ! WRYYYYYYY――――!』」 京太郎「……的な」 セーラ「あー……」 漫「凄まじい……スパルタやなぁ」 セーラ「いつもこうなん?」 京太郎「そうなんすよねー」 京太郎「『鳴くときに鳴けないなら、泣いて覚えるしかないわよね……?』って」 漫「怖っ」 セーラ「鬼やな、7位……」 やえ「……っ」 やえ「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ」 京太郎(お、すげープルプルしてる) 京太郎(実に完璧な流れって奴だな) 京太郎(これで小走先輩が何を言っても、オチがつくぜ) 黙れって言われたら、その後黙ってればいいし。 殴られたらそれを元に弄くればいいし。 死ね――とはまあ、言うまいが……似たようなニュアンスなら話を膨らませられる。 何にしても問題ない。 実にグレートですよ。こいつぁ……。 京太郎(さーて、何がくるんだ?) 京太郎(何が来ても、ものの見事にストライクゾーンに捕球するけどさ) やえ「……んなに、言うなら」 やえ「――あんたとは、コンビ解消だかんな!」 ――。 京太郎「――」 京太郎「……」 京太郎「……」 京太郎「……」 えっ。 いや、へっ。 京太郎「ファッ!?」 912 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID HOKU10ki 【悲報】スッガ、小走プロと離婚 913 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID DragonEyE あー、あかんやん。これは 914 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ATGheroA 新婚さんいらっしゃい的なんが……いつのまにやら、離婚さんお帰りくださいやな 915 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ANGELAKO 何やってんのよ…… 916 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID Awaawaii し、仕方ないなぁ……か、かわいそーだから拾ってあげてもいいかも 917 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID TAKEMEEE 京セラNTLだとッッッ!? 918 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID MIHspring やっぱり京セラがNo.1!?(錯乱) 919 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID eomotRev ファッ!? 920 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID BurnKoke4 南無三 921 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID KO1SAIKYo9 え、ちょ……ホンマ!? 922 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID NOyoNOyo3 これは不味いのよー 923 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID k1nuEATG まあ、罰ゲームやから…… 924 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ultraQhna 小走プロが初対面相手にテンパるんの、ちょっと想定以上やったんでしょうね 京太郎「お、俺との仲は遊びだったんですか!?」 やえ「人聞き悪いこと言うな」 京太郎「あんなに一緒に愛しあったのに……!」 やえ「試合ったことはあっても、愛しあったことはないから」 京太郎「俺の何が悪かったんですか……!」 やえ「胸に手ェ当てて考えてみたら?」 京太郎「……当てるのは、まあできるか」 やえ「おいこら。どこ見て言った」 京太郎「――って、別れてからも身体の関係は続けるつもりなんスか!?」 やえ「だからあんたのそういうとこが気に食わないんだってば!」 990 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID TAKEMEEE 1000なら時代は京セラ……ではなく京やえ(ノンケ)でコンビ再来 991 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID MIHspring 1000なら時代は京セラ……ではなく京やえ(NL)でコンビ再来 992 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID eomotRev 1000なら時代は京セラ……ではなく京やえ(ノマカプ)でコンビ再来 993 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID 96chaDoRA 1000なら小走プロはおもちが増えて二人は仲良し 994 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID YOU908HTT 1000なら須賀プロと小走プロは仲良しさんであったかい 995 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ANGELAKO 1000ならいつもの範疇……とか 996 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID BurnKoke4 1000ならただの勢いだけの言葉 997 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID 42noMount 1000ならコンビ解消を取り消し 998 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID HAgi4424 1000ならこれはただのじゃれ愛 999 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID Terr3Terr3 999なら今日のおやつは焼きプリン 1000 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID magicSSSS ん?このスレ、やけに勢いがあるな……何があった? 1001 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID Awaawaii 1000ならきょーたろーはちゃんと仲直りできる 京太郎「……」 京太郎「……そーかよ。ああ、そーかよ」 京太郎「判りましたよ、じゃあ、別れましょう!」 やえ「……」 京太郎「次にあなたは『捨てないで』と――」 やえ「言わないわよ」 京太郎「ですよねー」 やえ「ま、まあ……」 やえ「その……さ」 やえ「これは別にただの罰ゲームだからそこまで真剣にならないでも――」 京太郎「――別れましょう」 やえ「へっ?」 京太郎「小走プロが、そう言うならそうってことっすよね」 やえ「……」 京太郎「だからこれは、たかが罰ゲームとは言わずに……俺たちは別れるべき」 京太郎「……そのタイミングなんだ」 やえ「……」 京太郎「次にあなたは『捨てないで』と――」 やえ「だから、言わないってば」 京太郎「ですよねー」 京太郎「……そーかよ。そーかよ」 京太郎「じゃあ、別れましょうよ。そーするべきなんだ」 やえ「……これ、何度目?」 京太郎「やえさんがそう言うなら、そーっスよね。そーなんスよ」 京太郎「男に二言はないって言うし、やえさんが口に出したらそーいうことなんだよな」 やえ「いや私、女……」 京太郎「だから俺は考えました。そして、ここにコンビを解消するって決めました」 やえ「ふーん」 京太郎「……で、またコンビ組めばいいんですよね。この場でさ」 京太郎「どうっすか、この作戦。実に完璧な作戦でしょう?」 やえ「あー、確かに完璧な作戦ね。実現不可能ってことに目を瞑れば……さ」 京太郎「へ?」 やえ「私が断れば、コンビは再結成されないでしょ?」 京太郎「あー」 京太郎「――でも、断りはしないっすよね?」 やえ「――」 やえ「……」 やえ「そりゃ……」 やえ「その……」 やえ「……。……そーだけど、さ」 京太郎「ですよね?」 やえ「……」 やえ「でも……」 京太郎「“でも”……?」 やえ「そ・の・し・た・り・顔・や・め・な・さ・い、っての」 京太郎「それ、命令っすか?」 京太郎「……って、あれ?」 京太郎「もう命令はさっきので使い切りましたよ?」 やえ「うっさい! だからあんたのそーいう調子に乗るとこが腹立つのよ!」 京太郎「ご、ごめんなさい……」 やえ「……ったく」 やえ「……」 やえ「……。この……バカ、相方」 京太郎「……。……はい!」 __ __ __ __ __ __ __ __ __ __ __ __ 【小走やえの好感度が上昇しました!】 【江口セーラの好感度が上昇しました!】 【上重漫の好感度が上昇しました!】